牛肉湯、サバヒー粥、鱔魚意麵、土魠魚羹など台南には美味しい小吃がたくさんありますよね〜。でももちろんそれ以外にもいろいろと台南グルメがあるんですよ。今回は海鮮料理などいかがでしょう。周りを海に囲まれた台湾では新鮮な魚介類を使った海鮮料理も美味しいですね。今回ちょうどリニューアルして地元で話題になっていた海鮮料理のお店があったので行ってみました。というわけで台南の林百貨のすぐ近くにある海鮮食堂、和興號鮮魚湯を紹介します。
※「和興號鮮魚湯」は閉店しました。
和興號鮮魚湯
林百貨すぐ傍の海鮮食堂
和興號鮮魚湯は中正路と忠義路の交差点近くにある海鮮のお店。台南で人気のレトロなデパート、林百貨から歩いて1分もかからないほどの場所にあります。和興號鮮魚湯という店名からわかるように海鮮スープをメインにしているお店なのです。
外観からしてすごく新しい感じのお店なのですが和興號鮮魚湯は昨年(2017年)の9月にオープンしたばかりのお店です。が、実は台南公園近くにあった鱻魚店というお店がリニューアルしたんだそうです。
鱻魚店の写真を見たとき「あー、この店か」と。お店の看板がちょっと特徴的だったので「いつか行ってみよう」とチェックしていたお店でした。リニューアルしたとは全く知りませんでした。
というわけで場所も店名も変えて心機一転。でもスープをメインにした海鮮料理を提供するというのは変わってないみたいですね。
オープンして間もないということもあってピカピカで清潔感のある店内です。網に器を入れたり漁港で使われるようなプラスチックのケースを置いてみたりと、ちょっとした海鮮居酒屋といった感じですね〜。
席の後ろに見える魚は作り物ですよ(笑)。
流線型のカウンターがカッコいい。以前の庶民的な小吃店からお洒落なレストランへすっかり様変わりしましたね。
ロゴも一新。なかなかインパクトがあります。
カウンターには美味しそうな小菜がズラリと並んでます。
こちらはボトル入りの冷泡茶。
薑絲鮮魚湯、雜糧瓜仔肉飯、川燙魚片
メニューです。メインのスープは薑絲鮮魚湯、味噌鮮魚湯、西瓜綿魚湯、豆乳鮮魚湯の4種類。他に台湾南部特産の虱目魚(サバヒー)を使ったご飯ものなどもありますね。
スープは悩みましたが1番上がやっぱりおすすめだろう、ということで薑絲鮮魚湯を選択。あとお店の入口の黒板に「店長特別推荐」と書かれていた雜糧瓜仔肉飯と川燙魚片を注文しました。
薑というのは生姜のことですね。というわけで生姜の千切りが入った魚介のスープです。
薑絲鮮魚湯(160元)
使われている魚は龍膽石斑魚。これはタマカイというハタの仲間だそうです。タンパクで白身で美味しいですね。ただスープが予想以上にあっさり味なので個人的にはもうちょっと濃い方がいいかな〜。濃い目の味が好みの人は味噌鮮魚湯とか豆乳鮮魚湯を選ぶといいかもですね。
こちらは川燙魚片。白身魚の薄切りを軽く茹でたものですね。高価な魚なんでしょうか、スープより高い200元。なかなかのもんです。
川燙魚片(200元)
タレをつけていただきます。こちらもタンパクで美味しいのですが、ちょっとスープと被ってしまいましたね(笑)。
一応、辣椒醬や芥末(わさび)もあるのでこちらはお好みで。
ご飯ものから選んだ雜糧瓜仔肉飯。五穀米にごろっと大きめの肉そぼろがのったご飯です。付け合わせにはキュウリが。もっちりとした五穀米の食感がいいですね〜、一般的な肉燥飯とは一味違いますよ。
雜糧瓜仔肉飯(50元)
11時の開店直後(土日は9:30開店)に入ったのですが、その後次々とお客さんがやってきてすぐにいっぱいになっていました。台南の小吃店と比べると若干高めの値段設定ですが、それでも地元で人気のあるお店のようですね。
店舗情報
住所 | 台南市中西區忠義路二段49號 |
営業時間 | 11:00〜14:00(土日9:30〜14:00)、17:00〜20:00 |
休日 | 水 |
HP | 和興號鮮魚湯 HoHsin Fish Soup |