【阜杭豆漿】台北で朝ごはんを食べるなら絶対に外せない超人気店

もう改めて紹介するまでもないほどの超有な豆漿店の阜杭豆漿。初めて台北に行ったら朝ごはんに必ず行きたいお店ですよね。地元台北ではもちろん、台湾国内でも大人気。そして日本人をはじめ海外から来る観光客もこぞって訪れるということで毎朝異常なほどの行列ができることで知られています。その行列は2階にあるお店から1階へ続き更には建物を取り囲むように延びていきます。あまりの凄まじさに諦める人も多いことでしょう。しかしその人気に違わぬ美味しさなので1度は行ってみたいですよね。というわけで今回は阜杭豆漿の紹介です。

阜杭豆漿

まだ薄暗い早朝の開店前から行列が

さて、阜杭豆漿に到着したのは平日の朝5時過ぎ。開店まであと20分ほどといったところです。お店はMRT善導寺を出てすぐの崋山市場の建物の2階にあるフードコートです。取り敢えず1階には行列が見られないのでちょっとひと安心。すごいときは1階の建物を周りをぐるっと取り囲むように行列ができるのです。

2階へ上がるとまだ明かりがついていない薄暗い状態です。奥に電気がついて準備をしているのが阜杭豆漿の厨房です。既に何人か開店を待っているお客さんがいるようです。日本語の会話も聞こえてきます。やっぱりみんな考えることは同じですね(笑)。でも、このぐらいの人数なら開店したらすぐに食事にありつけそうですね。

あまりに行列が凄まじいので行列のルールが示されています。

5時半になりました。ようやくフロアに明かりがついて開店です! この時点で自分の後ろにはすでに長い行列ができてました。たぶん20~30人はいたのではないかと思います。

ちなみに厨房はガラス張りになっているので並んでいる途中で中の様子を見ることができます。これだけの人気店なので厨房スタッフの数も多かったですね〜。

人気メニュー、焼餅の生地をカットしています。これが飛ぶように売れるのです。

焼餅はこうやって釜の内側に貼りつけて焼き上げます。

内側にビッシリと焼餅の生地が。これに油條(揚げパン)や玉子焼きを挟んだものが美味しいんですよね〜。

注文方法

2階のフロアに入って左手に阜杭豆漿の注文カウンターがあるのでここで注文します。

注文したら清算を済ませてその場で頼んだものを受け取って席に着くというシステムです。

カウンターまで行く途中にメニューがあるので見ておくとよいですね。

写真と番号入り、しかも日本語も併記してあるので便利ですよ。注文するときは番号を伝えればOKですね。ちなみに日本人に人気なのが3番の鹹豆漿(塩豆乳)と12番の厚餅夾蛋(厚焼きパン+卵)です。地元の人には13番の厚餅油條(厚焼きパン+油條)も人気がありますね〜。しかしこれってパンonパンなんですよね(笑)。

注文を終えたら空いてる席に座りましょう。フロアはとても広くて席はじゅうぶんにあるので座れないということはほとんどありません。行列をつくるほどのお客さんがいてもテイクアウトする人が多いので回転はいいのです。

2階のフロアはフードコートなので他にもお店はあるのですが、この時間に開いているのは阜杭豆漿だけです。

鹹豆漿と厚餅夾蛋

頑張って早起きしてやっとゲットしました~。ではいただきましょう。

阜杭豆漿といえばこれ、鹹豆漿。干しエビ、刻みネギ、ザーサイ、油條(揚げパン)などがトッピングされた温かい豆乳。日本語で塩豆乳と併記されているように黒酢などの調味料で味付けされた豆乳です。時間が経つと徐々に固まっておぼろ豆腐のようになります。

鹹豆漿35元

ラー油(テーブルに置いてあります)をかけると香りがよくておすすめです。この阜杭豆漿の鹹豆漿が絶品なのでぜひ食べて欲しい! ちょうど良い塩加減でやさしい味のふるふるの豆乳は朝ごはんにピッタリですよ。

こちらも阜杭豆漿の代名詞的メニューである厚餅夾蛋。通常、豆漿店(豆乳のお店)では焼餅という名前で売られているのですが阜杭豆漿では2種類あり、薄餅と厚餅という名前で売られています。厚餅はネギを挟んで焼き上げた、普通の焼餅より厚みがあるのが特徴で大人気なのです。厚餅夾蛋は厚餅に玉子焼きを挟んだもので、ふんわり焼きあがった卵のいい香りと厚餅のもっちりした食感の組み合わせが最高なのです!

厚餅夾蛋40元

はじめて阜杭豆漿に来たならまずは鹹豆漿厚餅夾蛋を注文すれば間違いありません。この2つは必ず押さえておきたいところです。他にも何かもう1品注文したい、というのなら個人的に好きなのが焦糖甜餅

焦糖甜餅25元

中が空洞に焼かれた中華風のパイで甘いキャラメル餡が入っています。サクサクと食感のよい生地にとろりと甘い餡の焦糖甜餅はコーヒーにもよく合いそう。テイクアウトしてコーヒーブレイクに食べるのもいいですね〜。

食べ終わった後の食器やゴミはこちらへ。

食べ終わって帰ろうとしたときにちょっとビックリ! なんと行列がありません!

ご覧のように1階にも誰も並んでいません。時刻は6時頃だったと思います。開店前にはたくさんのお客さんが並んでいたのですが、その行列がはけてしまったらその後やってくるお客さんはまばらのようです。たぶん7~8時くらいになると再び行列ができ始めるんでしょうね〜。というわけで平日の6時頃は行列のない穴場の時間帯かもしれません。よければ参考にしてください。

店舗情報

住所 台北市忠孝東路一段108號2樓(華山市場內)
営業時間 5:30〜12:30
休日
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