【丸作食茶】黒だけじゃない! カラフルな自家製タピオカが面白い

台湾の街を歩くといたるところにドリンクスタンドを見かけます。バリエーションも豊富でお茶を主体としたお店や、フレッシュジュースを主体としたお店、またチェーン展開している大手や個人経営のお店などさまざまで台湾の中でも特に
競争の激しい業界ではないでしょうか。どのお店も独自お特色を出そうと創意工夫しているのが分かります。我々日本人に良く知られているのはタピオカミルクティーですよね。ミルクティーといっしょにモチモチの食感のタピオカを食べるという意外な組み合わせが大人気です。ドリンクスタンドではタピオカはあくまで脇役的な扱いなのですが今回紹介するお店はちょっと違います。台南でスタートした丸作というチェーン店ではこのタピオカが主役。さて、どんなタピオカなのでしょうか? 台中にある丸作の支店に行ってみました。

※「丸作 台中漢口店」は閉店しました。

丸作

タピオカが主役のドリンクスタンド

丸作は台南発のドリンクスタンドのチェーン店で現在、台北、台中、彰化、嘉義、台南、高雄などに約20店舗ほどを展開しています。

丸作の特徴はズバリ、珍珠。そう、タピオカです。台湾といえばタピオカミルクティーと、もう台湾の代名詞的存在でもあるタピオカ入りドリンクですが、通常ドリンクスタンドでは専門業者から仕入れた乾燥タピオカを店舗で煮詰めて作っています。

しかし丸作では専属の職人が各店舗で一から作っているという完全オリジナルのタピオカを売りとしています。更に一般によく知られている黒いタピオカだけでなく、さまざまな食材を使って色とりどりのカラフルなタピオカが楽しめるのです。

一般のドリンクスタンドではあくまでドリンクが主要メニューでタピオカをはじめとする仙草、プリン、愛玉などのトッピングは脇役的な存在ですが、丸作ではタピオカを全面に押したててアピールしています。

芋のタピオカ、白玉タピオカ、サボテンタピオカ、黒ゴマタピオカなど、あまりお目にかかれないものばかりです。そしてなぜか日本語が併記されてます(笑)。

サボテンのタピオカとイモのタピオカ

というわけで2種類ほど購入してみました。

サボテンから作られた鮮やかな赤いタピオカ入りのグリーンミルクティー。タピオカってサボテンから作れるんですね・・・ 知らなかった。緑茶ベースでもミルクを入れると普通のミルクティーみたいですね。

サボテンの味がするんだろうか(サボテン食べたことないですが(笑))、と思いましたがタピオカ自体に味はそれほどありませんね。ブラックタピオカと同じように食感を楽しむといった感じです。

仙人掌珍珠綠拿鐵・微糖/微冰(サボテンタピオカグリーンミルクティー)(75元)

2種類の芋から作られてタピオカ入りの鐵觀音ミルクティーです。黄色いタピオカは多分サツマイモかな。紫っぽいのは何だろう? 多分タロイモではないでしょうか。これはタピオカの味がはっきりしますね〜、甘くて芋の風味がしますよ。小さな地瓜圓(サツマイモ団子)や芋圓(タロイモ団子)を食べてるような感じです。これいいですねー、個人的に好きです。

特派露西・微冰(糖度は固定)(2種類のイモのタピオカ鉄観音ミルク)(75元)

他にもいろいろ気になるタピオカがあるので食べてみたいですね。ドリンクだけでなくタピオカも季節によって新しいものを展開したりとなかなか特徴的なドリンクスタンドですよ。

店舗情報

住所 (台中 漢口店)台中市北區漢口路4段280號1樓
営業時間 11:00〜22:00
休日  
HP 丸作食茶
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