初の台湾旅行=台北旅行というケースがほとんどだと思いますが、2回目、3回目と訪台の数を重ねてもやはり台北人気は根強い。一方、台北の周辺地域である新北市の板橋區、三重區、永和區、新店區などは近すぎるが故にスルーされがちなのではないでしょうか。しかしながら人口が多いだけあって良店が多くなかなかに侮れないのです。というわけで今回は新北市板橋區で見つけたカフェ「麗華咖啡店」を紹介したいと思います。
麗華咖啡店
レトロでもあり新しくもあり
台北市のおとなり新北市板橋區のカフェ「麗華咖啡店」へ。MRT江子翠駅から歩いて10分弱ほどの宏國路沿いにお店があります。
全く飾り気のない外観ですがそれがむしろピリッとした空気を醸し出していて背筋が伸びるような佇まいです。
何よりこの看板に惹かれた。レトロっぽくはあるがどこか新しさも兼ね備えているように見えます。そういえばこのロゴどこかで見たことがあるような・・・ とあるカフェ(今はもうない)を思い出しました。
店内に入ってみると不揃いの大小のテーブルが画一的ではなく一見無造作に置かれているように見えます。しかし決して乱雑ではなくむしろ落ち着いた印象を受けるのが不思議。そして部屋の片隅では事務机のような小さなテーブルをキッチンの代わりにしているのが何か微笑ましい。
お店の向かいには大きなマンションが建っています。周辺の雰囲気は古さはありつつもあまりゴミゴミした感じではなく割とのんびりとした印象を受けます。
真っ赤な紙に手書きされたメニュー。さて何を注文しようか・・・
シンプルだけどセンスのあるメニュー
全く想像のつかない名前だった「啡蜜」はコーヒーに生クリームを浮かべた一品。
啡蜜(180元)
かき混ぜていただきます。ほんのり甘い滑らかな口当たりが心地よいですね。
奶油小蛋糕は日によって内容が変わるみたいです。この日はチョコレートのロールケーキでした。
奶油小蛋糕(100元)
これも名前が気になったメニュー「久釀」。コールドブリューですね。
久釀(180元)
こちらは再訪したときにいただいたメニューです。
混豆(160元)、蜜麵包(90元)
「混豆」とうことはたぶんブレンドのドリップコーヒーですね。
「蜜麵包」はパンを軽く焼いたもの。ほんのり甘いです。メニューには横に「點心」と書いてあるのが興味深い。軽食的な扱いということですかね?
もう1杯「歐蕾」をいただきました。これはカフェオレのことですね。
歐蕾(170元)
個人的にかなり好みのカフェです。シンプルなメニューですが何度も通いたくなるお店ですね。
店舗情報
住所 | 新北市板橋區宏國路12號 |
営業時間 | 日~木12:00~19:00、金~土13:00~22:00 |
休日 | |
リンク | 麗華 |