【那間賣冰的咖啡店】およそカフェのレベルではない衝撃のマンゴーかき氷

台北だけでなく台湾中の名のあるマンゴーかき氷のお店を調べると新北市の林口區にちょっと変わったお店がある。それはスイーツ店や水果店ではなくカフェが提供するマンゴーかき氷。しかも「ちょっと本業から脱線して作ってみました」というような感じではなく明らかに実力派といった印象。これはなかなか興味深い、ということで林口の「那間賣冰的咖啡店 Blue Lamp Cafe」に行ってみました。

那間賣冰的咖啡店 Blue Lamp Cafe

ある意味隠れ家的なカフェ

新北市林口區の中山路から林口路に入ったところ。奥に林口公有零售市場があるせいでしょうか、通りには露店が軒を連ねています。そして目的のカフェはこの通りにあるはず・・・

しかし全くカフェらしきお店が無いのですが・・・ ほんとにこんなところにあるの?

MAPで確認するととっくに通りすぎてる! いや、ほんとになかったんですけど(笑)。2階にあるのだろうかと建物の上部にも注意を払いながら再び来た道を戻っていると・・・

MAPだとこの位置のはず・・・ カフェらしいものなんて・・・ ?! んんん~~~ もしや・・・ もしかしてここ?!

間違いない、ここだ! これは分からん(笑)。

Google Mapがあれば少々分かり難くてもたいていの場所は見つけられるんですけど、久しぶりに同じところを行ったり来たりしましたよ。

しかしよくこんな場所にお店をオープンしたよね。まさか後から市場ができたわけではないですよね。それとも最初はこんな状態じゃなかったのかな? これはある意味隠れ家カフェですよね(笑)。

入り口付近にメニューがあるので1つ取って空いてる席に座りましょう。

それにしても外の喧噪がウソのような落ち着いた店内。

予想以上に奥行きがありますね。外から見たときはこんなに中が広いとは思いませんでしたよ。

さてメニューですが注目なのが「韓式雪冰」。括弧付きで「Bongsu」と書かれていますがこれは韓国のかき氷「ビンス」のこと。雪のようにサラサラとした食感で口溶けがよく日本でも人気の韓国スイーツですね。

韓式雪冰」には「芝麻紅豆麻薯雪冰(ゴマ・あずき・お餅のビンス)」「森半濃抹茶紅豆麻薯雪冰(抹茶・あずき・お餅のビンス)」「巧克力堤拉米蘇雪冰(チョコレートティラミスのビンス)」「溶岩黒糖珍珠雪冰(黒糖タピオカのビンス)」「藍莓起司雪冰(ブルーベリーチーズのビンス)」「愛文芒果起司雪冰(アップルマンゴーチーズのビンス)」などのバリエーションあり。

マンゴーかき氷の美味しさはトップクラス

カフェなのですが当然のように「芒果起司雪冰」を注文。だってこれが目的で林口まで来たのですからね。値段はやや高めの260元。台北でマンゴーかき氷を食べるとだいたい200元前後、地方へ行くともう少し安くなるのですが台北と比べても強気の価格。しかしこの見た目はかなり美味しそうな予感・・・

芒果起司雪冰(260元)

どっさりと盛られたカットマンゴーの上にはアイスクリーム、そして起司がトッピングされているのが独特ですね~。

さらに小皿が付属されていますが、ソースかな?

ソースをとろ~っ、というのをイメージしてたら牛乳のように以外にサラッとしててちょっとビックリ。たぶん煉乳で間違いないと思うのですがとろみがなく甘さも控えめでちょっと面白い。

マンゴーは品質にかなり気を使って仕入れているようで、今年は屏東の枋寮産のアップルマンゴーを使用していたとのこと。これが一口食べた瞬間から分かるほど素晴らしく美味しい。味にバラもなく芳醇な甘さが口の中に広がります。これなら260元でも納得の味。

氷は台湾の一般的な雪花冰とはちょっと違うサラサラとした軽い舌ざわり。ビンスはずいぶん昔に食べた記憶がありますがもうよく覚えてないですね。そういえばこんなのだったかな~、と昔を思い出しながら食べてました。

後半、量が少なくなってくると氷がシロップや煉乳に溶けてシャリシャリとした食感に変化。甘さも増してこれがまた美味しい。

はっきり言って台湾で食べたマンゴーかき氷の中でもトップクラスに美味しかったです。いや、これは現時点で自分的ベスト1にしたいですね。

那間賣冰的咖啡店」という店名からかき氷を売りにしているのは分かりますが、それにしてもカフェでこのレベルのマンゴーかき氷が食べれるとは衝撃です。来年また来よう。

店舗情報

住所 新北市林口區林口路10號
営業時間  月~金 12:00~20:00、11:30~21:00
休日  
リンク 那間賣冰的咖啡店 Blue Lamp Cafe
MAP
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