台湾のいろんな地域でたくさんのカフェを訪れましたがその地域の顔ともいうべきお店があるんですよね。例えば台中の「mojo coffee」、員林の「右舎咖啡 vicinocafe」、花蓮の「Giocare 義式.手沖咖啡」など。あくまで個人的な印象なのですがその地域でいろんなお店に行くとなんとなくそんな雰囲気が伝わってくることがあります。さて、台東を訪れたときにも何軒かのカフェに行ったのですが、その中で「ここはちょっと雰囲気が違うな・・・」と思ったのが「東岸咖啡」。台東の中でも屈指の本格派自家焙煎カフェです。
東岸咖啡 Eastern Coffee
本格派の自家焙煎カフェ
「東岸咖啡」は福建路と福興路の交差点付近にある自家焙煎カフェです。なんだかこの建物だけはヨーロッパの街にでもありそうな雰囲気ですね。
「東岸」というのはやっぱり台湾の東海岸にあるからなのかな?
店内は今どきなカフェの雰囲気ではなくなんとなく落ち着いているというか飾り気がないというか、純粋にコーヒーに向き合っているというのがよく分かります。カフェというより喫茶店という感じですねー。
お店の奥に焙煎機があることからも分かるように自家焙煎のカフェなのです。
店内はほぼコーヒーに関するものばかり。筋金入りの本格派カフェです。
こちらがメニュー。ドリップコーヒー、エスプレッソベースそれぞれ十数種類あるのですがかなり安いですね。スペシャルティコーヒーがほぼ100元というのはちょっと驚き。
ケニアとバレルエイジドコーヒー
まずはケニアのドリップコーヒーをいただきました。う~ん、美味しい・・・ 柑橘系のフルーツを思わせる爽やかな酸味が印象的な1杯です。
肯亞 Kenya AA(100元)
ちょうどお客さんもそれほどいなかったのでオーナーとちょっと会話をしながらコーヒーをいただいていました。ケニアを飲み終えて何かもう1杯と思ってメニューを見せてもらおうとしたらおすすめされたのがこちらの「橡木桶」。1杯200元とちょっと高めですがせっかくなのでいただくことにしました。
「橡木桶」というのは「バレルエイジドコーヒー」呼ばれるもので豆をウイスキー樽に貯蔵して作られます。これが飲んでビックリほんとにウイスキーのようなお酒の風味がするんですよ。初めて飲んだのですがなかなか味わい深いコーヒーでした。
橡木桶(200元)
台東の中でもかなりの実力派のカフェなので美味しいコーヒーをじっくり味わいたい人にはおすすめのお店です。
店舗情報
住所 | 台東市福建路250號 |
営業時間 | 13:30~21:00 |
休日 | 土日 |
FB | 東岸咖啡 Eastern Coffee |