コーヒーブームの影響からカフェの数がすごいことになっている台湾。中でもやはり台北が圧倒的。数が多いとバリエーションも豊富になってくるものでさまざまなタイプのカフェが存在しています。老舗の喫茶店、コーヒースタンド、ベーカリーカフェ、スイーツカフェ、また他業種とのコラボカフェなど実に幅広いタイプのお店が見られます。そんな中で今回は台湾ではちょっと珍しいトルココーヒーを飲むことができるカフェ「Saturn Landing Turkish Coffee」を紹介したいと思います。
※「Saturn Landing Turkish Coffee」は下記に移転しました。
新住所:台北市大安區永康街75巷14-2號
Saturn Landing Turkish Coffee 登陸土星土耳其咖啡屋
熱した砂で淹れるトルココーヒー
MRT大安駅から歩いて10分弱ほどの場所にある「Saturn Landing Turkish Coffee」は台湾では珍しいトルココーヒーが飲めるカフェです。
お店のつくりがちょっと変わってて中に入るとまず左右にテーブル席があります。
そして一段高くなったところがメインのフロアとなっています。
鮮やかな店内のブルーがなんとなく地中海を思わせるような雰囲気ですねー。
キッチンの雰囲気も一般的なカフェとはちょっと違った印象ですね。
こちらがメニュー。台湾のカフェはもう200軒以上は行っているのでメニューもかなり見慣れているのですが、さすがここは見たことのない文字がけっこうあって新鮮な気分になりますね。
コーヒーの他にもトルコのスイーツなんかもあって面白そう。
まずはやっぱりオーソドックスなトルココーヒーを注文です。トルココーヒーは淹れ方がなかなか興味深いんですよ。こちらの砂を使ってコーヒーを淹れるんですよ。
まずはコーヒー豆を挽いたものをイブリックと呼ばれる銅製の器具に入れます。
さらに水を加えます。
砂の温度はなんと約270~300℃。ここで水を沸騰させます。
この後の様子はこちらでご覧ください。
濃厚で苦味のあるコーヒーとトルコスイーツ
というわけでトルココーヒーの出来上がり。スイーツもいっしょにいただきました。
土耳其咖啡・經典風味・無糖(120元)、土耳其甜點金絲蜜酥(140元)
こちらが淹れたてのトルココーヒー。お菓子もサービスしてくれました。粉がいっしょに入っているので沈殿するまでちょっと待ってから飲みます。味はエスプレッソのようにかなり濃厚で強い苦味がありますね。今回は砂糖なしの無糖で頂いたのですが苦味が気になる人は微糖、半糖、全糖と甘さを調整するとよいですね。
飲み終わるとこのように底に粉が溜まった状態になります。
こちらは「kadayıf(カダイフ)」というトルコのスイーツ。カダイフというは写真のような極細の麺のことで、この中にクルミやピスタチオを入れて焼き上げたものです。
周りの生地の部分はサクサクなんですがシロップがかかっているのでかなりカッチリな状態。中にはナッツが入っています。美味しいんですけどけっこう歯にくっつきますね(笑)。
これは別の日に食べた中東風のチキンカレー「印度咖哩雞」。
印度咖哩雞(180元)
ちょっと日本カレー風にアレンジされているのかジャガイモやニンジンが入っていますね。でも茴香(ウイキョウ)や孜然(クミン)などのスパイスが使われていたりヒヨコ豆が入っていたりと中東風の味に仕上がっています。これはなかなか美味しい。
このときは土耳其紅茶をいただきました。この器で3杯分、つまり2回おかわりできます。なくなったら店員さんが注いでくれます。
土耳其紅茶(180元)
最後の1杯は砂糖をつけてくれました。
トルココーヒーの淹れ方やトルコのスイーツなど初めての経験で面白かったですねー。他にも試してみたいメニューがまだまださくさんあったのでこれはぜひまた再訪したいですね。
店舗情報
住所 | 台北市大安區四維路154巷23號 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
休日 | 水 |
FB | Saturn Landing Turkish Coffee |