【古一小舍】カフェで食べた鍋焼意麺が本格的に美味しくて感動

まだまだカフェブーム真っただ中の台湾。そんなブームもよく見ているとその時その時で小さな傾向が見られて面白い。お店のスタイルであったりメニューであったりと大きなブームの中に小さなブームがあるような感じなんですよね。さて、最近のカフェの様子を見ていると「おや、これもちょっとした傾向かな?」と思わせる動きがあります。カレー、麺、ご飯ものの定食などフードメニューに力を入れているお店がチラホラと見られます。しかもかなり手間をかけて本格的なのが特徴。今の時点では小さなブームになるのかどうか分かりませんが今後の動きに注目です。というわけで今回はそんな気になるカフェの1つ「古一小舍」を紹介したいと思います。

※ 「古一小舍」 は閉店しました。

古一小舍

ほとんど人通りのない場所なのですが・・・

ここは台北の環河北路沿い。南京西路を最西端まで行って更に西へ行った突き当りで高架の向こうは淡水河が流れています。見ての通り人通りのほとんどない場所でいったいこんなところにお店があるのか、と思ってしまうのですが・・・

そんな場所で営業しているのが今回紹介する「古一小舍」。しかもご覧の通り大盛況なんですよ。すごいですね。

店内もいたってシンプルで簡素な雰囲気。何がそんなに惹きつけるのかといったら後はもう料理しか考えられないですよね。

というわけでこちらがそのメニュー。カレー屋さんじゃないかと思うほどカレーが充実していて6種類もあるんですよね。最初にはっきり言っておきますがここのおすすめはカレーです。しかし個人的にどうしても気になって食べてみたかったのが「餐點」の一番下にある「古一意麵」。南部地方でよく見かける「鍋燒意麵」です。

カフェで食べてるとは思えない本格的な鍋焼意麺

というわけで迷うことなく「古一意麵」を注文。ドリンクは「秘製冰茶」をいただきました。さすがにカフェだけあって鍋燒意麵も見た目に気を使った盛り付けですねー。半熟卵に龍鬚菜、それに小エビがたっぷりとトッピングされていい香りです。

古一意麵(120元)、秘製冰茶(140元(「餐點」と一緒に注文すると20元引き))

ほんのりオレンジの風味が口の中に広がる水果茶のような味わいの「秘製冰茶」。スッキリした味で暑い日にはピッタリです。

さて肝心の「古一意麵」ですがこれがカフェだからと言って侮れない本格的な鍋燒意麵なんですよ。最も特徴的なのが一度油で揚げた意麺。これがスープを吸ってウマいのなんの。台南で食べた鍋燒意麵にも全く引けを取らない、いやむしろこちらの方が美味しいのではないかというレベルです。また甜不辣(テンプラ)、蛤蠣(ハマグリ)、花枝(イカ)、豬肉など具だくさんです。

鍋燒というと鍋焼きうどんを想像してしまいますがそれに比べるとややあっさり味のスープです。トッピングの小エビの風味がよくてとっても味わい深いスープです。カフェで食べてるとは思えない美味しさですね~。

いやー、美味しかった。こんな辺鄙な場所にもかかわらずこれだけ人気があるのも頷けますねー。次回来たら次は必ずおすすめのカレーを食べてみたいと思います。

店舗情報

住所 台北市大同區環河北路一段113號
営業時間 12:00~15:00、17:00~20:00
休日
FB 古一小舍
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