ほんとに台南は面白いカフェが多い。今でも行く度に興味を引かれる新しいお店がオープンしています。最近では「よくこんな場所でお店をだそうと思ったな・・・」といったお店によく出会うんですよね。台南ブームが起こってからかなり時間が経つので繁華街では家賃が上がってしまったという要因もあるのかもしれませんね。それが結果的に秀逸なカフェを作り出してるとしたらなんとも皮肉な結果なんですけどね。それはともかく、またまた 素晴らしいお店を見つけたので紹介したいと思います。住宅しかない路地裏の隠れ家カフェ「草木」に行ってみました。
草木
緑に囲まれた隠れ家カフェ
「草木」は今年(2019年)の3月に台南の東区にオープンしたカフェ。繁華街からはかなり離れた大同路の路地裏にお店があります。ちょっと分かり難い場所なので地図をよく見て行きましょう。下の細い路地の突き当りの右手にお店がありますよ。
こちらが「草木」です。一見すると普通の住宅のようですね。植木の緑に囲まれた素敵な雰囲気のお店です。
この屏のデザインもなんかいいですよね。
店内にも緑がたくさん。今さらながら「草木」っていう店名の意味が分かった気がしました。
これウツボカズラかな?
奥には中庭?のようなスペースがあります。
こちらもきれいに手入れされた緑でいっぱいです。店内からの眺めも良いですねー。
こちらがメニュー。「甜」つまりスイーツ類はプリン、トースト、パフェなど。「草木特選蛋糕」は店員さんに内容を聞きましょう。他にも「鹹」つまり食事系のメニューで「香香G(たぶんフライドチキン)」「甜不辣」などもありますね。
ドリンクはソーダやお茶など。
スイーツがとにかく美しい!
「草木特選蛋糕」が気になったのでオーダー。内容はそのときどきで変わるようです。このときは「芒果奶酪(マンゴーパンナコッタ)」でした。
草木特選蛋糕(150元)、少女的房間氣泡(160元)
マンゴーがどっさりとトッピングされたパンナコッタ。中間にはゼリーが挟まれています。
「少女的房間氣泡」というソーダ。レモンソーダをベースに玫瑰、蜂蜜、薄荷葉(ミント)をトッピング。赤い氷はたぶんベリーかな。「芒果奶酪」が甘いのでほどよい甘酸っぱさでリフレッシュできます。
こちらは「聖代パフェ」。「聖代」というのは「サンデー」という意味なんですよ。これも季節によって内容が変わるようです。このときはオレンジとマンゴーの2種類があったのでマンゴーをチョイス。
聖代パフェ(160元)、喫花草茶・繁花盛開春天(150元)
「お茶はこの砂時計の砂が落ちきったら飲んでね」と。
「喫花草茶」の中から選んだ「繁花盛開春天」。蕁麻葉(イラクサ)、接骨木(ニワトコ)、歐薄荷(スペアミント)をブレンドしたお茶です。薄荷(ミント)くらいは知ってますが見たことのない字ばっかり。いったいどんな味なんだろうと恐る恐る飲んでみましたが意外にスッキリした味で美味しい。
マンゴーの聖代パフェ。それにしてもこちらもうっとりするほど美しいですねー。
マンゴー以外にドライフルーツ、マカロン、ポッキーなどがトッピングされています。グラスの中に見える鮮やかなブルーは蝶豆花果凍(蝶豆花のゼリー)です。ゼリーの部分はさっぱりした味ですが上部はさすがにかなり甘かったですね(笑)。
繁華街から離れてるのでちょっと来るのがたいへんかもですが雰囲気もよくメニューも粒ぞろいのおすすめのお店です。
お店ではいくつかの注意点があるので気を付けましょう。(下記一部抜粋)
- 住宅地なので静かに過ごしましょう。
- 滞在時間は2時間以内。
- 写真を撮る場合は他のお客さんや店員さんの迷惑にならないように。
- 店内の物品を移動して写真を撮るのは不可。
また「草木」は現在のところ周3日ほどの不規則営業をしています(だいたい金土日)。FBで定期的に次月の営業日が発表されるのでチェックしておきましょう。
店舗情報
住所 | 台南市東區大同路一段275巷77號 |
営業時間 | FBを確認 |
休日 | FBを確認 |
FB | 草木 |