コーヒー文化が大盛況の台湾。お茶文化の国として知られていますが今ではそれに並ぶほど大いに盛り上がっています。各地でカフェイベントが開催されたり、異業種とコラボしたりとその勢いはとどまるところを知りません。カフェの数もすごいことになっていて、今でもまだまだ増殖中です。今回はそんな数あるカフェの中、かなり早い時期から台湾のコーヒー界を引っ張ってきた先駆者的存在のカフェ「Gabee.」に行ってみたので紹介したいと思います。
Gabee.
数々の優秀な経歴を持つオーナー
今回紹介するカフェ「Gabee.」のオーナーは台湾のコーヒーイベント「台灣咖啡大師比賽(台湾バリスタチャンピオンシップ)」の2004年の第一回、2006年の第三回でともに優勝。その他多くの大会でも審査員を務めるなどの経歴の持ち主なのです。
Gabee.はMRT中山國中駅から歩いて5分ほどの場所、民有二號公園という小さな公園のすぐ近くにある自家焙煎のカフェです。無機質なコンクリートの外観がクールですねー。よく見ると「G」の文字になってるような・・・
店内もなんだかバーのような雰囲気でお洒落。広々として隻数もじゅうぶんにありそうです。
メニューが3つも、いろいろと凝ってますねー。
コーヒーのメニューを眺めてると「哈密瓜拿鐵」という文字が。哈密瓜っていったらメロンのことですよ。つまり「メロンラテ」? うーん、気になる。
こちらはGabee.オリジナルの創作コーヒー。アイスコーヒーの上にたっぷりのクリームとチェリーをせた櫻桃惡魔、スライスしたレモンと細砂糖を先に口に入れてから飲むGrappa入りのコーヒー羅馬帝國などなど興味深いメニューが並んでいます。ネーミングも面白いですよね。
哈密瓜拿鐵と咖你莫薯
まずは哈密瓜拿鐵。どうしても気になって注文してみました。見た感じはクリームののった普通のカフェラテですが・・・
哈密瓜拿鐵(Cantaloupe Caffè Latte)(メロンラテ)(180元)
飲んでみると確かにメロン! で、これがまた美味しい。ちょっとくどくならないのかなぁ、って思ったのですが意外にメロンフレーバーってコーヒーに合うんですね。
こちらはサツマイモを使った咖你莫薯。これまたコーヒーとサツマイモという斬新かつ異次元の組み合わせ。
咖你莫薯(Sweet Potatoes Coffee)(180元)
下層にミルクとサツマイモペースト、中層にエスプレッソ、上層にフォームドミルクという3層仕立て。さらにキャラメリゼしたサツマイモをクリームとともにトッピングしています。これも甘いサツマイモペーストのまったりとした味とほろ苦いエスプレッソと合わさって絶妙な美味しさ。これはウマい、驚きの味ですよ。
コーヒーの意外な可能性を見れたような気がして楽しかったですねー。他にもいろいろと興味深いメニューがあったのでまた試してみたいです。実力派カフェなのでもちろんブラックコーヒーもおすすめ。またフードメニューも美味しいのでぜひトライしてください。
店舗情報
住所 | 台北市松山區民生東路三段113巷21號 |
営業時間 | 9:00~18:00、金~日9:00~22:00 |
休日 | |
HP | GABEE. 咖啡館 |
FB | GABEE. |