台湾最大にして超エリート大学、日本で言えば東大にあたるのが台北の国立台湾大学。大学のあるMRT公館駅付近は学生街として知られています。中でも面白いのは台湾大学のすぐ西側にある辛亥路、新生南路、羅斯福路に囲まれたちょうど三角形の形をしたエリアで、なぜかたくさんのカフェが密集しているんです。学生の街だけあってどのお店も学生の姿が目立ちます。今回はそのカフェ密集エリアに昨年(2017年)オープンした「Hedge Cafe 對沖咖啡」を紹介したいと思います。
※「Hedge Cafe 對沖咖啡」は現在「Under Construction Cafebar」という店名で営業しています。メニューの内容も大幅に変わっています。
Hedge Cafe 對沖咖啡
優雅なテラス席が魅力のカフェ
ここがHedge Cafe 對沖咖啡のある台湾大学の西側エリア。基本的に住宅街なのであまりゴミゴミした感じはなく意外に落ち着いた雰囲気です。
マンションの1階部分に店舗を構えるHedge Cafe 對沖咖啡は庭のようになった店外のスペースを利用してテラス席に。ちょっと大人っぽい雰囲気を漂わせています。
屋根があるので雨でも安心。気候のよい春先や秋口などは気持ちよさそうですね
店内は一転カジュアルな雰囲気。席もゆったりスペースがとられていてのんびりできそうです。
こちらがメニュー。コーヒーはエスプレッソベースのみ。他にも紅茶やお茶などのドリンクメニューも。フードメニューには辛拉麺や日本風のポークカレーなんかがありますね。
まるで油絵のようなカラフルなトースト
カレーやも辛拉麺美味しそうなんですがこの日食べたかったのはコレ。トーストです。といっても普通のトーストではありません。
奶油乳酪鮮奶厚片吐司(150元)
カラフルなクリームチーズスプレッドのトースト。通称「油畫吐司(油絵トースト)」。厚切りのトーストにピンク、黄色、グリーンのクリームチーズを油絵のように折り重なるように塗ってあります。いや~なんて綺麗なトースト、見事ですね~。
トーストは2枚に切られていて、間に挟むスプレッドは原味(プレーン)、楓糖漿(メープルシロップ)、花生(ピーナッツ)、巧克力(チョコレート)、草莓(ストロベリー)の5種類からフレーバーを選ぶことができます。このときは花生(ピーナッツ)を選びました。
なんだか食べるのがもったいないほど綺麗なトーストなんですが・・・ 美味しくいただきました。
對沖特調咖啡(Hedge Special)と言う名前が気になって注文してみました。一口飲んで「あ、レモンかな?」。レモンジュースを加えたコーヒー、こちらでは西西里咖啡(シシリアコーヒー)と呼ばれてるようです。「そう言えば最近こっちのニュースで西西里咖啡のことやってたなー」と思い出しながらまた一口。コーヒーの苦味とレモンのさっぱりした味が意外に合います。
對沖特調咖啡(Hedge Special)(160元)
実はこの日ちょうど店内の工事をしていて、その間店内は使用不可だったので食事している間はほとんどテラス席にいました。暑くて申し訳ないと思ったのか店主がプリンをサービスしてくれました。ありがとう~。全然構わなかったのになんだか申し訳ないです。ちなみに店主の女性はガッツリ腕にタトゥーが入ってますがとっても親切な方ですよ。
店舗情報
住所 | 台北市大安區溫州街74巷5弄3號1樓 |
営業時間 | 11:00~23:00、金土11:00~1:00 |
休日 | 火 |
FB | Hedge Cafe 對沖咖啡 |