正にコーヒースタンドブームといってよいほど台北には次々と新しいコーヒースタンドがオープンしてます。不動産価格の高い台北ならではの現象ではないと思うのですが、それにしてもすごい勢いに驚くばかりです。どのお店も独自色を出そうと工夫を凝らし面白いお店が増えてるのは素直に嬉しいですね。そんな中で既存の人気カフェもその流れに乗る動きが見られます。民生社區の人気ロースターカフェ「All Day Roasting Company」がプロデュースしたコーヒースタンドが昨年(2017年)11月にオープン。今回はその「THE NORMAL」に行ってみたので紹介したいと思います。
THE NORMAL
All Day Roasting Companyプロデュースのコーヒースタンド
THE NORMALは國立國父紀念館近くにあるコーヒースタンド。手掛けたのは民生社區のロースターカフェ「All Day Roasting Company」。重厚なインダストリアルな雰囲気のAll Day Roasting Companyとは違ってこちらは鮮やかなブルーのヨーロッパの街にでもありそうな感じの店構え。
店内はカウンター席のみで、どちらかと言うとテイクアウトがメインのコーヒースタンドといった感じですねー。壁にはおそらくコンセプトであると思われる「For the coffee people, by The NORMAL people.」というフレーズが。「普通の人より、コーヒー好きの為に」ってことでしょうか・・・ これってゲティスバーグ演説をもじってるのかな?
Ninety Plusの豆を使用
メニューの下に書いてある説明を見てちょっとビックリ。てっきりAll Day Roasting Companyの焙煎豆を使っていると思ってたのですが、NINETY PLUS社の豆を使用しているようです。
ブラックコーヒーは数種の豆から選択可能。さすがに値段設定はやや高めですね。
こちらは600元・・・ すごいですね。「MAKER SERIES 選手處理微批次系列」っていうのは著名なバリスタが監修した豆ですね。一番上にYoshikazu Iwaseと書かれてますが、これは福岡のREC COFFEEの共同代表である岩瀬由和さん。2016 World Barista Championship(ワールド バリスタ チャンピオンシップ)の準優勝者です。(ちなみにこのときの優勝者は台湾のBERG WUさん(Simple Kaffa))。一番下のChad Wangさん(台湾)は2017 WORLD BREWERS CUPの優勝者。とそうそうたるメンバーの監修というわけでこの値段と。
ちょっと600元のコーヒーは躊躇してしまったので(スタッフにはおすすめされたんですが)190元の黑咖啡 荔枝藍を選びました。600元という金額が目立つのですがこちらもじゅうぶん美味しいんですよ。でもいつかMAKER SERIES 選手處理微批次系列飲んでみたいですね。
黑咖啡 荔枝藍(190元)
最近コーヒースタンドが次々とオープンしている台北ですが、さすがに台北屈指の人気店All Day Roasting Companyがプロデュースしているだけあって一味違う存在感がありますねー。
店舗情報
住所 | 台北市大安區仁愛路四段413號 |
営業時間 | 8:00〜17:00 土日10:00〜19:00 |
休日 | |
HP | THE NORMAL |