台湾の朝食といば豆漿店で蛋餅、燒餅、油條(揚げパン)それ小籠包や肉包(肉まん)。他にも魯肉飯や涼麺など伝統的な料理を食べてみたいですよね。でも当然ですが地元に人には洋風の朝ごはんももちろん人気があるのです。特にブランチを提供するカフェは台湾にもたくさんあって若者を中心に大人気ですよ。中には台湾独特のアレンジが施されたメニューなども見られるので敢えてこういったお店に行ってみるのもなかなか楽しいものです。というわけで今回は台中にある古い建物を改装した美味しいブランチを提供する老房子カフェ「小家朝食」を紹介します。
※「小家朝食」は閉店しました。
小家朝食
国立自然科学博物館近くのリノベカフェ
小家朝食は台中の国立自然科学博物館近くにあるブランチが人気のカフェ。台湾大道から大仁街に入って1、2分ほど歩いた場所にあります。淡い緑色の古い建物をリノベーションした老房子です。
お店に入るとすぐ目の前にキッチンがあり、その手前に2つほどテーブル席があります。
1階より2階の方が広々としたスペースがあるので2階に上がりましょう。
こちらが2階。壁を叩き壊して敢えてそのままにしたような客席への入口。台湾の老房子カフェでけっこうこのデザイン見かけるんですよね〜。
真っ白の内装、明るい色目の木製の窓枠やテーブルのおかげで店内はとても温かみのある雰囲気です。床はおそらく元のままであろうと思われ、なんとなくノスタルジックな気分にさせてくれます。
人気のブランチメニュー
さてこちらがメニュー。最初のページには卵、紅茶、大豆、乳製品など使用している食材についての説明があります。フランスパンには日本の昭和麵粉の小麦粉が使用されてるそうですよ。昭和麵粉って昭和産業のことですね。
經典朝午食(クラシックブランチ)としてフレンチトースト、バゲットにマッシュルームとポテトのグラタン、キッシュなど。バゲットを使った明太フランスなんかもありますね。
小家朝食で人気なのがオムレツのブランチとエッグベネディクトのブランチ。オムレツはスモークサーモンとマッシュルーム&ベーコンの2種類。エッグベネディクトはシュリンプ&ベーコンとスモークサーモンとこちらも2種類。
ドリンクはコーヒーの他、紅茶、豆乳、抹茶ミルクなどもあります。咖啡欧蕾(カフェ・オ・レ)がLatteになってますがどっちなんでしょうね? たぶんカフェ・オ・レかな?
ブランチメニューを注文すると60元のドリンクを選ぶことができます。60元を超えるものでも差額を払えばOKです。
ブランチメニューからシュリンプ&ベーコンのエッグベネディクトを選びました。それにしてもエッグベネディクトの漢字が班尼迪克蛋って・・・ 「班尼迪克」の部分が「ベネディク」。エッグは?って思ったら最後に「蛋(ダン)」を持って来てるわけですね。こういう翻訳するところが中国語の面白いところなんですよね(笑)。
鮮蝦培根蘆筍班尼迪克蛋(325元)
スプーン、フォーク、ナイフ、お水、ソースなどはこちらから。セルフサービスになっています。
ドリンクは汀普拉紅茶欧蕾(ディンブラミルクティー)を選びました。
汀普拉紅茶欧蕾(ディンブラミルクティー)(+70NTD(単品:130元))
エッグベネディクトはイングリッシュ・マフィンではなくスライスしたバゲットの上に盛られ、エビ、ベーコン、アスパラが添えられています。付け合わせにソーセージ、フレンチフライ、サラダ。
卵にナイフを淹れると半熟の黄身がトロ〜リと。
バゲットと一緒にいただきます。イングリッシュ・マフィンより歯ごたえがあるので心なしか食べ応えがあるように感じますね。なかなか美味しい。
台湾大道を渡って反対側へ行くとお店の多い賑やかなエリアがあるのですが、この辺りは比較的落ち着いた雰囲気です。のんびりと朝食を楽しみたい人にはピッタリですよ。
店舗情報
住所 | 台中市西區大仁街46號 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
休日 | 水 |
FB | 小家山食 Homey Café & Meal |