台北市で2階建て観光バスの運行開始、期間限定2人同行でディスカウントあり!

今月18日から台北市内の主要観光スポットなどを周る2階建て観光バス(臺北市雙層觀光巴士)の運行が始まりました。2階建て観光バスはニューヨークやロンドン、香港などでお馴染み、日本でも東京、大阪で運行していますね。バスは屋根の無いオープンデッキスタイルで、乗り降り自由のホップオンホップオフ。台北に新たにまた1つ魅力的な観光アトラクションが増え、観光客の注目を集めそうです。特に初めて台北を訪れる人にとっては効率よく観光地を周ることができて便利なのではないでしょうか。

※アイキャッチ画像及びページトップ画像は臺北市雙層觀光巴士HPより引用

運行ルート

ブルーラインとレッドラインの2路線

運行ルートはブルーラインとレッドラインの2路線。共に台北駅を起点としてブルーラインは西門、台北市立美術館、士林官邸、故宮博物院など士林方面を周るルート。レッドラインは永康街、大安森林公園、台北101、国父紀念館など大安、信義方面を周るルート。

運行時間(出発時間)はブルーラインは9:00~16:20、レッドラインは9:10~22:00でどちらも40分おきに出発します。

参考:臺北市雙層觀光巴士・行駛路線(運行ルート)

【ブルーライン】
台北駅-MRT西門駅-信義林森路口-国賓飯店(台北アンバサダーホテル)-大同公司-台北市立美術館-MRT劍潭駅-士林官邸-国立故宮博物院

【レッドライン】
台北駅-MRT西門駅-信義林森路口-信義永康街口-MRT大安森林公園駅-信義通化街口-松廉松智路口-松壽路口-MRT市政府駅-MRT国父紀念館駅-MRT忠孝敦化駅-頂好市場-MRT忠孝復興駅-審計部

乗り降り自由のホップオンホップオフ

チケットのタイプにより一定時間内であれば、どこで降りてどこで乗っても良いというのがホップオンホップオフ。例えば台北駅から乗って台北市立美術館で下車。美術館を見学した後、またそこからバスに乗って次は国立故宮博物院へ。又は、台北駅から乗って大安森林公園で下車。公園を散策した後U-Bikeで台北101までサイクリング。台北101を見学した後そこから再びバスに乗車。といった利用の仕方が可能です。

チケット

チケットのタイプ5種類

チケットのタイプは以下の5つ。自分の行動プランに合わせて利用することができますね。
また1月26日の18:00の搭乗まで期間限定でディスカウントを行っています。
台北駅でチケットを購入、乗車する場合2人同行であれば1人分(4小時票に限る)が無料になります。毎日数量限定なので一定数に達すると終了です。

チケットタイプ 利用条件 料金
4小時票 18:00までの4時間以内乗り降り自由。 300元
日間票 日中9:00~18:00の間乗り降り自由。 500元
夜間票 夜間18:00~23:00の間乗り降り自由。 400元
單日票 1日営業時間内(9:00~23:00)乗り降り自由。 700元
兩日票 2日間営業時間内(9:00~23:00)乗り降り自由。 1,200元

チケットはオンライン購入可、現地では悠遊卡や一卡通も使用可

チケットはオンラインで購入できます。
参考:臺北市雙層觀光巴士・線上購票(オンラインチケット販売)

また、現地で購入する場合悠遊卡(EasyCard)や一卡通(iPass)の使用が可能です。

WiFi、アプリによるガイドなど充実したサービス

バスではWiFiが使用可能。また専用アプリをダウンロードして観光ガイドを聴くことができます。対応言語は英語、中国語、日本語、韓国語の4種類。

充電用のUSBポートがありスマートフォンなどの充電も可能。(但し、設置されているのは1階席に限るようです)

雨が降った場合はレインコートを提供。また状況によっては雨除けの屋根を設置するそうです。

https://twitter.com/KP_Taipei/status/821615258498375680

まとめ

台北市内の人気観光スポットが網羅されるルートが用意されているので上手く利用すれば大変便利ではないでしょうか。特に初めて台北を訪れた人は効率よく観光を楽しむことができると思います。利用するコツとしてはバスが40分毎に台北駅を出発するので、下車したときにその時間を考慮に入れて観光をして再度乗るときに待ち時間を少なくすること。

ちょっと料金が高めでは、という声もありますが何といっても2階で台北の街を眺めながら街を走るのは気分がいいと思います。大量のバイク群に囲まれたバスを上から眺めるという台北ならではの光景も楽しむことができるのでは。

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