肉圓(バーワン)は豚肉やタケノコの餡をプニプニした分厚い皮で包んだちょっと不思議な食べ物。専門店はもちろん夜市の屋台でもよく見られ、これも台湾を代表するB級グルメの1つですね。台湾中部に位置する彰化が発祥で、彰化駅周辺にはたくさんの有名な肉圓専門店があります。1皿のポーションがそれほど大きくないので、小腹がすいたときなどおやつ的な感覚で食べてもよいですね。今回は台中の第二市場近くにある有名老舗店、丁山肉丸を紹介します。
丁山肉丸
元は第二市場にあった老舗
看板に「原第二市場内」「百年老店」とあるように元々は向かいにある第二市場内にあったのですが、分家するに伴い現在の場所に引っ越ししました。元の場所にあった店は現在は茂川肉丸と改名しています。
丁山肉丸は彰化出身の初代から四代続く長い歴史を持つ老舗です。看板もビリビリに破れてすごいですね(笑)。
孫というのは彰化出身である初代の名前です。
感謝状や古い写真が飾られていて歴史の古い店であることが分かります。
モッチリタイプの肉圓(バーワン)
そもそも肉圓(バーワン)と一言でいっても名前から調理法からいろいろあるのです。
まずさっきから肉圓(バーワン)と書いてますが、これちょっと変なんですよね。肉圓ってほんとはrou yuan(ロウ ユァン)て発音なんですが、バーワンと台湾語(中国語とは異なる)で呼ぶのが一般的なんですよ。また、このお店の店名が丁山肉丸であるように肉圓以外にも肉丸とか肉員と書くこともあります。
肉丸(35元)
調理法もいろいろなので出来上がりも店によって結構違いがあります。実を言うと個人的に肉圓てあまり得意ではないんですよね(笑)。ただ、苦手なのは皮が半透明でゼリーのようにプルプルしてるタイプのもの。ここの肉圓のように白っぽくてお餅のよにモッチリしたタイプは割と好きです。豚肉の餡と皮のバランスがよくてなかなか美味しい。
量も少なくておやつ感覚で食べられるので第二市場に来たらちょっと寄ってみるのもいいかも。
店舗情報
住所 | 台中市中區臺灣大道一段370號 |
営業時間 | 10:00〜18:30 |
休日 | |
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