台湾でBRUTUSの表紙が話題に、さらに表紙作成ツールが登場(笑)!

先日発売された雑誌BRUTUSの台湾特集! みなさん買いましたか? 台湾好きの人や夏休みに台湾旅行を計画している人の中には買ったという人が多いのではないでしょうか。旅行の予習にはもってこいですよね。実はこのBRUTUSの台湾特集、現地台湾でもちょっとした話題になっているのです。最初は1枚の写真を巡っての議論からはじまり、そして何やら以外な面白い方向に展開して見ていてちょっと笑ってしまいます。

7/15発売のBRUTUSで台湾特集

先日7月15日に発売された雑誌BRUTUSは台湾特集。「台湾で見る、買う、食べる、101のこと。」ということで台北、台中、台東、台南を中心に台湾の最新情報を詳しく紹介しています。最近日本人に人気のある台北、台南に加えて台中、台東も取り上げているところが注目ですね。

ちょっとこれまで台北、台南に情報がかたよっていた感があるので台湾人気の新たな転換点になるかもしれませんね。今まで行ったことのないところへ行ってみようという人には参考になる情報がたくさんあるのではないかと思います。

現地台湾での反応

各地でも話題に、SNSの書き込みも

現地台湾でも話題になっているようで各地からいろんな声があがっているようです。SNSなどでもチラホラと反応が伺えました。

相隔15年,日本BRUTUS再度以台灣為專題做特企,7/15出版
(15年ぶりにBRUTUSが再び台湾の特集。7/15発売)

15年ぶり? そうなのかな・・・?

蝦米?台南國華街打敗台北101變成台灣的地標了!
(え? 台南の國華街が台北101を負かして台湾のランドマークに?)

表紙を飾ったのが台南の國華街というのがショックのようですね。

終於,BRUTUS也出了台灣特集!
這次不只介紹日本人最愛的台北、台南,更新增了台中和台東!除了台灣小吃,也多了些當地活動和特色建築,比起其他雜誌算做的滿好的一本。
(やっとBRUTUSの台湾特集! 今回は日本人の大好きな台北、台南だけじゃなく台中や台東も! 台湾グルメ以外にもアクティビティや建築物も紹介している。他の雑誌に比べて充実した1冊だね。)

確かに台中や台東は新鮮ですよね。

但,為什麼沒有高雄啊!
(でもなんで高雄がないの!)

高雄もちょっと載ってますよね(笑)。

表紙の写真を巡って議論が・・・

ところが・・・
上記でもちょっと触れましたが、表紙を飾った台南の國華街の写真が台湾で今ちょっと議論を呼んでいるようなのです。

きっかけになったのがフェイスブックのこちらの書き込み。

※画像は「UCCU - Creators United」FBより引用

日本人からすると「ローカルな雰囲気でいい写真だね〜」という印象ですよね。

でも、バイクが大量に停めてあって路上が雑然としていること、排気ガスの問題などから「美しくない」という指摘がありました。それに対して反論の声もあがって1枚の写真を巡って賛否両論巻き起こっているというわけです。

参考:這張台南街景照讓台灣丟臉? 網友吵翻天(自由時報)
参考:台南知名街景照躍上日媒封面 引爆美醜爭論(Yahoo奇摩新聞)
参考:這張台南街景照登日媒 讓台灣丟臉?(中時電子報)

更に表紙作成ツールが登場!

そういった議論が起こる中、このBRUTUSの表紙を自分の好きな写真で作ることができるというツールがネット上に登場。みんな思い思いのオリジナル表紙を作って楽しんでいます。なんでこんな流れに(笑)。

※画像は「日本流行中毒者 / Japan Fashion Mania」FBより引用

※画像は「Wow愛玩客」FBより引用

大自然の写真あり、ブラックジョークあり、楽しんでいるようです(国会の写真笑える・・・)。

実際に表紙作成ツールを使ってみよう

というわけでみなさんも実際にこのツールを使って遊んでみませんか?
ツールのリンクはこちらです。
参考:台灣街景封面產生器

表紙作成ツールの使い方

使い方はとても簡単。

ツールのページへ自分の好きな写真をドラッグするか、又は請按此上傳圖片をクリックして写真を選択するだけです。

すると表紙のデザインがドラッグした写真に差し替わります。

タイトルカラーが異なるなど数種あるデザインから1つ選ぶことができます。
また写真の位置を調整したり、縮小・拡大することができます。
表紙のデザインが決定したら下載圖片をクリックしてダウンロードします。

試しに作ってみました

試しにいくつか作ってみましたよ。

どうでしょう?
ちょっと面白いですねこれ。台湾の写真を持っている人はぜひ試してみませんか。

まとめ

いや〜、BRUTUSの1枚の写真がこんな論争を巻き起こしているというのは意外でしたね。やっぱり日本人の視点と実際に住んでいる台湾の人達の視線は違うということですね。

それにしても論争をきっかけに予想外の方向へ展開していきましたね。なかなか仕事が早い(笑)。SNSを覗いてみるとみんな夢中でオリジナルの表紙を作ってアップロードしてるようです。最初の議論はどこへやらという感じです(笑)。

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