今、密かに台中の南区に注目しています。名前の通り台中中心部の南側、台中駅と隣の大慶駅との間の辺りが南区とされています。観光客が訪れるような有名なスポットはだいたい台中駅の北側エリアに集中しているので、この辺りはまず足を踏み入れることはないであろうエリアですね。唯一有名なのは忠孝夜市ぐらいで他にはこれといった見どころはありません。しかしこのエリアに最近、ちょっと興味深いカフェが立て続けにオープンして「今後ひょっとすると動きがあるかも」と、個人的にマークしているのです。というわけで今回はその立て続けにオープンしたというカフェの中でも牽引役になり得るのではないかと思っているお店、Yasumi cafeを紹介します。
Yasumi cafe
密かに注目している台中南区のカフェ
今年の5月に台中市南区にオープンしたばかりのYasumi cafe。線路を南側へ超えた復興路のちょっと手前辺りにある忠明南路沿いの大きなビルの1階に入っています。
店名のYasumiというのは日本語ですね。お店のロゴをよく見ると「休み」と書かれているのが分かります。とは言っても日本人が経営しているわけではないようです。
店内に入って「これは・・・」とちょっと期待感が高まります。
すっきりとした清潔感のある印象に加えてテーブルや椅子などがきっちりと揃っている統一感のある店内。完成度の高さを感じさせる、個人的に大好きなタイプのカフェです。
お店のところどころにドライフラワーが飾ってあります。最近台湾のカフェでよく見かけるんですよね。何か理由があるんでしょうか?
お店の外を通る道路は幅が広く街路樹がたくさん植えてあるので明るい雰囲気が感じられます。またちょうどお店の向かいには建物がないので空が広くて店内からの眺めもいいですね〜。
味も見た目もクオリティが高い!
コーヒーは義式配方 1 加 1(1+1)をいただくことにします。 單品 1 加 1 は使用する豆を数種あるシングルオリジンの中から選ぶことが出来ます。
手工甜點、つまり手作りスイーツですね。一番上の手工鮮奶酪を注文してみます。鮮奶酪ってことはたぶんブラマンジェのことかな? ブルーベリーとパイナップルの2種類あるので、台湾らしいパイナップルを選んでみました。
エスプレッソとカプチーノの1 + 1。エスプレッソには氷もグラスに入れて提供されます。それにしてもカプチーノの入った器がシブいですね。木製のトレイに花を添えてるところなど見た目にも気を配っているのが分かります。
義式配方1加1(1+1)(120元)
鳥のラテアートをあしらったまろやかで美味しいカプチーノ。
こちらはエスプレッソ。
半部はそのまま飲んでもう半分は氷入りのグラスに移してアイスエスプレッソとしていただきます。冷やすことでさっぱりした味になり暑い日にはピッタリです。
手作りブラマンジェのパイナップル。こちらも見た目まで妥協のない仕上がり。写真映え、いやインスタ映えするルックスです。
でも、あくまで優先なのはスイーツ自体のクオリティ。新鮮なパイナップルの風味とまろやかなブラマンジェがマッチした絶品のスイーツ。専門のスイーツ店にも引けと取らないレベルですよ。
手工鮮奶酪(鳳梨)(100元)
クッキーをサービスしてくれました。軽い食感で美味しかったです、ありがとうございます〜。
どうして日本語のYasumiを店名にしたのか聞いてみたところ、せわしなく忙しい現代の生活の中で、一時の休息を与えられるような場所でありたい、ということからYasumi(休み)cafeと名付けたそうです。
今、ちょっと動きのありそうな台中南区のパイオニア的存在になるのでは? と密かに注目しています。ホントにレベルの高いおススメのカフェですよ!
店舗情報
住所 | 台中市南區忠明南路809號 |
営業時間 | 12:00〜21:00、土日10:00〜21:00 |
休日 | 木 |
FB | Yasumi cafe |