【林東芳牛肉麵】ミシュランのビブグルマンにも選ばれた牛肉麺の名店

台湾のソウルフードとも言える牛肉麺。台湾旅行へ行ったら食べてみたい料理の1、2を争う人気の台湾グルメではないでしょうか。雑誌などでも必ず紹介されるので日本人にもよく知られていますよね。でも同じく人気の小籠包などと比べると意外に牛肉麺が食べられるお店ってそんなに無いですよね。そういう点では台湾に行く機会があったら牛肉麺はぜひとも食べてみたい料理ですね。というわけで今回はミシュランのビブグルマンにも選ばれた台北の超人気店「林東芳牛肉麵」を紹介したいと思います。

※「林東芳牛肉麵」は下記に移転しました。
新住所:台北市中山區八德路二段322號

林東芳牛肉麵

台北で屈指の人気を誇る牛肉麺店

ミシュランガイド台北のビブグルマン36店舗に名を連ねた牛肉麺の名店、林東芳牛肉麵。台北に数ある牛肉麺店の中でも特に有名なお店の1つです。昨年(2017年)までは八德路沿いにあったのですが、元の場所から歩いて1分ほど離れた路地沿いに移転しました。

以前はあまりの古さと狭さに入るのを一瞬躊躇してしまいそうな店構えでしたが移転後は立派な店舗に変貌。ちょっとしたレストランのようでですね。かつてのいかにも昔懐かしい雰囲気を惜しむ人もいるんではないでしょうかね~。でもそれだけ人気を維持し続けているという証拠なのでこれはこれでいいことですよね。

レンガ風の外観でずいぶんキレイでおしゃれなお店になったな~。

一瞬「手」に見えましたが「牛」ですよね。

1階にはテーブル席と・・・

カウンター席があってそれほど広くはありませんが2階もあるようです。

こちらが2階。2階は広々として席数もじゅうぶんにありますねー。

トイレに行ったら鏡に謎のマークがあったんですが。なんだろうこれ? 牛かな?

引っ越しても味は変わらず牛肉麺らしい牛肉麺

メニューは写真入りで分かりやすい。日本人客も多いので日本語も併記してますね。牛肉麺は以下の5種類。
牛肉麵(赤身肉入り)
牛筋麵(牛筋入り)
牛肚麵(牛モツ入り)
半筋半肉麵(赤身肉・牛筋入り)
牛肉湯麵(牛肉無し)

こちらは小菜、サイドディッシュですね。牛肉麺のお店ではお馴染みのメニューが並んでいますが林東芳牛肉麵で特に人気があるのは花干(あぶらあげ)です。これだけ大・小2種類のサイズがあります。それだけ注文が多いってことなんですかね。

調味料などはこちらでセルフサービスとなってます。

箸やレンゲも自分で取っていきましょう。

牛肉麵・小160)、花干・小50元

一番オーソドックスな牛肉麵を注文。小サイズでもそこそこ量があります。女性なら小サイズでじゅうぶんではないかと思いますよ。

牛肉麺のお肉って大きく分けるとゴロッとした塊のタイプと筋の模様が入ったスライスのタイプがあるんですがこちらは後者。スライスといっても結構厚みがあります。噛むとさっくりと切れる柔らかさで美味しいです。

麺はやや太め。一見うどんのように見えるんですが、食感は堅めでコシがあると言うより水団のようにプッツリと噛み切れるような感じ。こういうタイプの食感が台湾の牛肉麺らしい麺なんですよね~。

牛肉麺店ではよく濃いめの味の紅焼とあっさり味の清燉の2種類があるんですが林東芳牛肉麵では1種類のみ。ちょうど両者の中間のような琥珀色の透明感のあるスープ。コクがあってスッキリした味で飲み干せてしまう美味しさ。

テーブルには辣牛油という調味料が置いてあります。これ林東芳牛肉麵の自家製牛油で、ここに来たらこれを牛肉麺に入れて食べるのが必須! と言われてるくらい人気なんです。ただ結構辛いんですよね~。

試しにちょっとだけ。確かに旨味が増したように感じますが、如何せん辛い・・・ ので個人的にはちょっとパスです。スイマセン。辛いもの好きな人はぜひ試してみてください。

こちらは人気小菜の花干。刻みネギが添えてあります。

かなり薄味のあぶらあげといった感じです。さっぱりしてるので牛肉麺に合いますね。

引っ越しても味は変わらず、正に台湾の牛肉麺らしい牛肉麺です。台北で牛肉麺を食べるなら間違いなく上位にランクインするお店ですねー。

店舗情報

住所 台北市中山區安東街4-3號
営業時間 月~木11:00〜4:00、金~土11:00〜17:00
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