古都と呼ばれ古い街並みや安くて美味しい小吃など台北とはまた違った面白さのある台南。そんな台南の魅力の1つに挙げられるのが路地裏。ビルとビルの間の狭い通路を入って行くと、外から見ただけでは全く想像もできなかった迷路のような路地裏が広がっていたりします。またその路地裏の中で思いがけず廟が現れたり、面白いお店を見つけたりするのが何とも言えず楽しいのです。というわけで今回はそんな台南の路地裏にある人気カフェ「暖暖蛇咖啡館 Café Flâneur / （辶に日）迌咖啡」を紹介したいと思います。
※「暖暖蛇咖啡館 Café Flâneur / （辶に日）迌咖啡」は閉店しました。
暖暖蛇咖啡館 Café Flâneur / （辶に日）迌咖啡
見つけ難い場所にある路地裏カフェ
暖暖蛇咖啡館 Café Flâneur / （辶に日）迌咖啡は海安路、民族路、郡緯街、國華街に囲まれたブロックの細い迷路のような路地裏にあるカフェ。知らないと見つけられないような場所にある正に隠れ家のようなお店です。
一応、海安路に看板が出てますが目立たないので見落としてしまいそうですね。
道があるのかどうかわからないようなこんな場所から路地へ入って行きます。
外から見ると分からないんですが中へ入るとこんな面白い路地裏が張り巡らされているのが台南の魅力ですよねー。
ここが暖暖蛇咖啡館 Café Flâneur / （辶に日）迌咖啡。台南はリノベカフェが多いという例に漏れずこちらも古い建物を改装した味のある佇まいです。
台南ではかなり知名度のあるカフェなのでいつもお客さんでいっぱい。特に夜はかなり賑やかな雰囲気です。
暖暖蛇咖啡館 Café Flâneur / （辶に日）迌咖啡は旅行がテーマのカフェ。店内をよく見ると時計がたくさんありますが、世界各国の時刻を表しています。
「暖暖蛇咖啡館 Café Flâneur / （辶に日）迌咖啡」となぜか名前が2つあるので不思議に思って聞いてみると（辶に日）迌咖啡というのは古い名前なんだそうです。（辶に日）迌（チトー）というのは台湾語で「たのしい」とか「面白い」という意味なのですが難しいので名前を変えたのだと。
旅行がテーマ、伝票はボーディングパス
旅行がテーマということでメニューにもそれが反映されてます。越南咖啡（ベトナムコーヒー）や印度香料鮮奶茶（チャイ）、抹茶歐蕾（抹茶オレ）など。また世界各国のビールも扱っています。
フードメニューの愛台丸っていうのは飯糰（台湾式おにぎり）のことかな。カフェではあまり見ない面白いメニューですね。葷は豚肉入り、素はベジタリアン向けの野菜入り。
越南咖啡（ベトナムコーヒー）と伯爵乳酪蛋糕（アールグレイチーズケーキ）を注文してみました。
アールグレイの香りがよい濃厚なチーズケーキ。
伯爵乳酪蛋糕（アールグレイチーズケーキ）（80元）
練乳の甘さが効いてるベトナムコーヒー。この甘さもたまに飲むと新鮮で美味しいです。
越南咖啡（ベトナムコーヒー）（110元）
テーブルには都市の名前が書かれてます。ここにはイスタンブール。
隣の席はブダペスト。
そして伝票はボーディングパスになってます。TAINAN発ISTANBUL行きらしいです（笑）。面白いですね。
わりと遅くまで開いていてお酒も飲めるバーのような感覚でも楽しめるお店ですよ。
店舗情報
| 住所 | 台南市中西區普濟街53號 |
| 営業時間 | 14:00〜22:00 |
| 休日 | 水木 |
| HP | 暖暖蛇咖啡館 Café Flâneur / （辶に日）迌咖啡 |
