
嘉義で最も古い伝統市場と言われるのが東區の「東市場(嘉義市東公有零售市場)」。映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」でも知られる呉明捷の銅像が立つ中央噴水池場所からも歩いて10分弱ほどなので嘉義に来たらぜひ立ち寄ってほしいところ。市場内には飲食店もあるので食事を楽しむこともできますよ。
蕭家春捲
創業70年以上の老舗
嘉義市の東市場内で営業する創業70年以上の老舗「蕭家春捲」にやって来ました。看板には「第三代」と書かれていますが実際にはすでに4代目となっているようです。
席があるのも見えますがここで食べることもできるのかな? とはいえ売っているのが春捲という商品なのでイートインしているお客さんは皆無でみなさんテイクアウトしていました。
春捲の他に肉捲や肉粽なども販売しているようですね。
春捲に使用する具材がズラッと並んでいます。かなり具だくさんなようですねー。手前にあるのは肉捲ですね。これも美味しそう。
こちらは肉粽。
これは涼圓? なんかちょっと違うような気もしますが・・・
これは何でしょう? 涼糕かな?
春捲は注文するとその場で作ってくれます。生地に野菜や花生粉などをのせて・・・
くるくると巻き上げて出来上がりです。
美味しそうだったので肉捲も買ってみました。
食べやすいように小さく切って箱に入れてくれます。
というわけでホテルに持ち帰って食べたいと思います。
なんと具に油麺が・・・
「春捲」と「肉捲」です。さっそく食べてみましょう。
春捲(60元)、肉捲(80元)
まずは「春捲」から。大きさは一般的な潤餅といったところでしょうか。ちなみに春捲と潤餅はどう違うのか、という疑問が台湾でもあるようなのですが、どうも春捲というのは総称で潤餅も含まれるということらしいのですが・・・ 個人的にはどうも南部で春捲という名前をよく聞くようなきがするんですけどね。
一口食べると中には豆芽菜(もやし)、高麗菜(キャベツ)、魯肉、蘿蔔乾(干し大根)、韭菜(ニラ)、花生粉(ピーナッツ粉)など実に具だくさん。糖粉が入っているので甘味があります。そして驚いたのが麺が入っていること。これはたぶん油麵でしょうね。具に麺が入った春捲や潤餅を食べたのは初めてですね。大きさは普通ですが麺のおかげでけっこうお腹いっぱいになりそう。
さて、肉捲の方も食べてみましょう。
この肉捲1本分で80元とはけっこう安いのでは?
外側はカリっと揚がっていて何はすり身のような餡に野菜やお肉が入っています。野菜のシャキシャキした食感がいいですね。けっこうボリュームあるので2人で食べてもじゅうぶんな量だと思いますよ。
店舗情報
住所 | 嘉義市東區忠孝路與中正路口(東市場飲食區13號) |
営業時間 | 6:00~13:00 |
休日 |