台北の人気スポット迪化街エリアには日本でも度々紹介されている有名店が多くあります。ドラマ「孤独のグルメ」のロケ地にもなった永樂市場前にある「永樂擔仔麵」もその1つですね。当時の放送を見て「食べに行ってみたい!」と思った人もいるのではないでしょうか。しかし朝早くお店のある場所に行ってみると「あれ、お店はどこ?」という状況に・・・
永樂清粥小菜
早朝~昼前は業態変更
「あれ、ここは?」と思った人がいるかもしれません。そう、この場所は「孤独のグルメ」に登場した「永樂擔仔麵」なのですが・・・
看板を見ると「永樂清粥小菜」の文字。実はこのお店、朝6時から10時半までは「永樂清粥小菜」としてお粥をメインに朝食向けの料理を販売し、その後閉店までは「永樂擔仔麵」として営業しているのです。
ご覧の通り店頭にはお粥とともに食べるおかずがズラリと並んでいます。
どれも美味しそうですね~。値段が書いてないのですがお粥は1杯20元、おかず類も1品50元前後といったところでしょうか。
おや、冷奴っぽいのがありますね。
おかずは食べたいものを適当に数品選べばOKです。
魚頭がありますね。何だか台南を思い出します。
これはしらすでしょうか?
お店の人がしきりに「ナンバーワン」といっておすすめしていた「瓜仔肉」。
注文したら店内の席へ。会計は料理が運ばれてきたときに行います。
孤独のグルメの番組内で五郎さんが実際に食べた料理は「五郎特餐」というメニューになってます。こちらは「永樂擔仔麵」営業時に注文できるようですね。
他のメニューも美味しそう。「永樂擔仔麵」のときにも来てみたいですね。
まるで和定食のような組み合わせ
お粥と選んだ料理はこちらです。なんだか日本の朝の和定食のような雰囲気で親近感がわきますね~。
粥(20元)、煎魚(70元)、絲瓜(40元)、瓜仔肉(50元)
実は自分も昔はそうだったのですが台湾をあまりよく知らない人って台湾の朝ごはんに「お粥」をイメージしているのではないでしょうか? しかし台湾に何度も行く人ほど実際はイメージとは違ってサンドイッチ、トースト、ハンバーガーなどがよく食べられているのを知っているはず。
とはいえお粥のお店もそこそこあるのでたまには朝食にお粥をいただくのもいいですね。ヘルシーだし日本人にとっては馴染みがあるのでほっと落ち着く味わいです。
お店イチオシの「瓜仔肉」。豚ひき肉と刻んだ脆瓜(キュウリの漬物)を煮込んだものです。
脆瓜の塩気のせいかやや濃い味なのですがこれがお粥によく合う。お店がおすすめするだけあって確かに美味しいですね。
日本ではあまり目にすることがない「絲瓜(ヘチマ)」。しゃくしゃくとした食感でこれけっこう好き。
「煎魚(焼き魚)」も注文してみました。なんかしらすが付いてますが(笑)。
白身魚のようですがなんの魚なのかな? 朝ごはんにお粥と焼き魚というのはなんとも和な感じですね。
豆漿に蛋餅、燒餅、肉包なども美味しいですがたまには朝ごはんにあっさりしたお粥という選択肢を選んでみるのもよいのではないでしょうか。
店舗情報
住所 | 台北市大同區南京西路233巷20號 |
営業時間 | 6:00~10:30 |
休日 |