台南駅から南西にある民生綠園というロータリーまで延びる中山路は1㎞にも満たない短い通り。この中山路、ロータリー付近で細い路地に入ると開隆宮という廟があり、この周辺は台南でも有数の魅力のある路地裏が広がっています。曲がりくねった路地を歩いていると「何が見えてくるんだろう?」とワクワクしてきます。また、ここには廟だけでなく人気のあるお店もいくつかあり、それ目当てで訪れる人もたくさんいます。というわけで今回はこの路地裏で営業するカフェ「寮國咖啡」を紹介したいと思います。
寮國咖啡
開隆宮周辺の路地裏カフェ
中山路と公園路の間にある開隆宮周辺は台南でも魅力のある路地裏の1つです。下の写真の正面に見えるのが開隆宮。左に見える老房子は台南でも特に人気のあるカフェ「甘單咖啡館」。右へ行くとこれまた台南で屈指のシブさを誇る老房子を利用したお店「僾果鮮」があります。左へ曲がってすぐの場所にあるのが今回紹介する「寮國咖啡」。
こちらが寮國咖啡。お店の前にはベンチに座ってのんびりコーヒーを飲んでるおじいさんがいますね。なんとも台南らしいほのぼのとした光景です。
寮國というのはラオスの中国語。どうもラオス産のコーヒーを使っているからというのが店名の由来の1つにもなっているらしいのです。ただ実際にはラオス産のコーヒー以外もありますよ。
基本的にコーヒースタンドスタイルですが店内席もわずかにあるので座ってコーヒーを飲むことも可能です。
コーヒーは拿鐵(ラテ)や卡布奇諾(カプチーノ)などのエスプレッソベース。シングルオリジンのブラックコーヒーはブラジル、グアテマラ、ケニアなど、もちろんラオスのコーヒーもあります。またブランデーやウイスキーを加えたコーヒーなども。コーヒー以外にもお茶や紅茶なども用意されています。
店内で飲むもよし、散策しながら飲むもよし
拿鐵咖啡(カフェラテ)をアイスでいただきました。アイスだとドリンクスタンドみたいにビニールで密閉してくれます。面白いですね。
拿鐵咖啡・冰(カフェラテ・アイス)(65元)
店内で座ってゆっくり飲んでもいいし、路地裏の散策を楽しみながら飲むのもいいですね。ちなみにこちら店主は日本語が堪能。日本人観光客に周辺の見どころなどアドバイスしてくれます。この後すぐ近くの「僾果鮮」に行ったのですが寮國咖啡の店主が観光客を案内している姿を店内から見かけました。世話焼きの親切な店主ですねー。
店舗情報
住所 | 台南市中西區中山路79巷60號 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
休日 | 日 |
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