世界中各国のバリスタチャンピオンが集まりバリスタ世界一を決定するコーヒー界のビッグイベント「World Brewers Cup」。2017年にハンガリーのブダペストで開催された「2017 World Brewers Cup」で見事世界一の座を獲得したのは台湾出身のCHAD WANG(Jascaffe(上海)所属)さん。そのCHAD WANGさんが昨年(2018年)10月に台北にオープンしたカフェ「VWI by CHADWANG」に行ってきたので紹介したいと思います。
VWI by CHADWANG
バリスタチャンピオンがプロデュース
VWI by CHADWANGは復興南路にある忠泰銀座大樓というビルの1階にあります。微風廣場 Breezeのちょうど正面あたりですね。
こちらがVWI by CHADWANG。看板も何もないのでうっかり通り過ぎてしまいそうになります。
店内は無駄を排除したスッキリとしたデザイン。さずがバリスタチャンピオンのお店、単にスタイリッシュというだけでなく何やら重厚な雰囲気を感じます(思い込み(笑))。
小さく店名の入ったオリジナルのマグカップ。ちなみに店名の「VWI」というのは「Vapor(霧)」「Water(水)」「Ice(冰)」のこと。水に3つの形態を表しています。
Vapor [霧]
※VWI by CHADWANG FBより引用
Water [水]
Ice [冰]
CHADWANG [豆,人]
純粹的手沖咖啡,水佔98.5%,豆佔1.5%。要超越100%,則靠人味。 2017 世界盃咖啡沖煮冠軍 王策 首間品牌概念店
VWI by CHADWANG
メニューです。ドリップコーヒーは手沖と職人手沖があり5種の豆から選ぶことができます。職人手沖には限量批次豆がありこちらは1杯600元。日本円で2000円以上、すごいですね。その他、1+1、咖啡拿鐵(カフェラテ)、卡布奇諾(カプチーノ)などエスプレッソベース。このときはクリスマスシーズだったのでクリスマス限定のメニューもありました。
こちらは豆のリスト。手沖、職人手沖で選ぶことのできる日常豆は5種用意されています。
フード類はショーケースに。カヌレ、ブラウニー、サンドイッチなどがありました。
1階で注文、清算したら席のある2階へ。中央に大きなテーブルが1つありだけで個別のテーブル席はありません。
その代わり小さな席が壁際に用意されています。
奥には何やらVIPルームらしき部屋が。CHAD WANGさん本人がいるときに使用するのかな? この日は残念ながら不在でした。
1杯600元のドリップコーヒー
ドリップコーヒーの職人手沖と香草卡士達可芬をいただきました。
せっかくバリスタチャンピオンのお店にきたので職人手沖の限量批次豆を飲んでみました。豆は藝伎 巴拿馬火山 日曬(GESHA Volcan Panama Natural)。コーヒーに詳しくなくても聞いたことがあるのでは、という「ゲイシャ」ですね。日頃からスペシャルティコーヒーを飲んでいる人でなければ「何がどう違うの」となるかもしれませんが、とは言えとても香りが良くてバランスのよい美味しいコーヒーだというのはわかると思いますよ。
職人手沖・限量批次豆(600元)
香草卡士達可芬(バニラカスタードクラフィン)。クラフィン(Cruffin)というのはクロワッサンとマフィンを組み合わせたスイーツ。クロワッサン生地を使って焼き上げているので表面はサクサク、中はしっとりとという食感が楽しめます。
香草卡士達可芬(130元)
こういったお店が現れるのはさすが台北といったところですねー。コーヒー好きはもちろんそうでない人にもおすすめの実力派カフェです。
店舗情報
住所 | 台北市中山區復興南路一段36-8號 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
休日 | 水 |
HP | VWI by CHADWANG |