あまり取り上げられることがない「黑白切」という台湾グルメ。台湾語の「烏白(適当)」が由来で、さまざまな食材を取り合わせた小吃という意味です。どういう特徴なのかというと、モツ類を中心に野菜、海鮮、揚げ物、焼き物などおかずにご飯や麺といっしょに食べる、といったタイプのお店です。というわけで今回は台中にある「黑白切」の人気店「萬家黑白切」を紹介します。
萬家黑白切
夕方から深夜まで営業
「萬家黑白切」は五權路、中清路、公園路が合流する三叉路近くの光大街沿いで営業する小さな「黑白切」のお店。営業時間は18時~翌2時と夕方から深夜にかけて営業しています。
観光客はまず来ることがないであろうエリア、しかもこの時間帯(夜10時過ぎ)だと人通りもそれほど多くないのですがお店は地元のお客さんでけっこう賑わっています。
入り口近くのテーブル上にオーダーシートとペンが置いてあるので持って行って空いてる席で記入しましょう。
店頭、というかほぼ路上にもテーブルが設置してあります。このときはこのエリアはほぼ満席でしたね。
店内の席は空いていたのでこちらに座ることにしましょう。
小さなお店なのでそれほど品数は多くないようです。ところで・・・ 値段が書いてない(笑) まあ、取り敢えず注文してみましょう。
というわけで、食べたいものにチェックを入れて人数、テーブル番号(桌號)を記入します・・・ テーブル番号?
テーブル番号を探しても見当たらず、この謎の文字しかないのですが・・・ これなのかな? そもそも何て書いてあるの? 冰圓? よく分からないのですがとりあえず見たまま記入してオーダーシートを店員さんに渡しました。
飲み物は冷蔵庫に入っているので自分で飲みたいものがあれば自分で取ってくればOK。食事が終わった後まとめて清算します。
黑白切と豬油飯
テーブル番号があれでいいのか気になってましたが無事に注文した料理が運ばれてきました。あってたってことかな。ちなみに個別の料金は分かりませんが合計で130元でした。
注文したのはこちら。炸類から「香腸」、川燙類から「隔間肉」、湯類から「章魚湯」、飯類から「豬油飯」をそれぞれ選びました。
香腸、隔間肉、章魚湯、豬油飯(合計130元)
飯類には「豬油飯」「肉粥」「白飯」があるのですが、この「豬油飯」がわりと人気あるみたい。白ご飯にタレをかけただけのシンプルなものです。
汁物もあったほうが、ということで注文した「章魚湯」。章魚というのはタコのことでタコのぶつ切り入りスープです。なんかイカが混じってるような気もしますが・・・ 紛れ込んだのでしょうか。
こちらは「香腸」。
これはもう安定の美味しさですね~。ご飯がすすみます。
野菜も・・・ と思ったのですが、どうしても誘惑に勝てずお肉をもう1品注文してしまいました。隔間肉とは肝連とも呼ばれる橫膈膜の部分のお肉です。歯ごたえがあって個人的にけっこう好きなんですよね。
これで130元なのでかなり安い! 夜中に小腹が空いたときに軽く食べるのもいいし、晩ごはんとして食べるならもう1、2品追加してしっかり食べるのもいいですね。
店舗情報
住所 | 台中市北區光大街102號 |
営業時間 | 18:00~2:00 |
休日 | 日 |