花蓮を訪れるちょっと前に面白そうなカフェの情報を入手。花蓮は数年前に行ったことがあるのですが初めて聞く名前。「聞いたことないな~、こんなお店あったかな?」と調べてみると3年ほど前にできたお店のようです。ということは以前行ったときにはなかったのか。花蓮も台北ほどのスピードではないにしてもいろいろと新しいお店ができているようです。老舗や定番のお店もいいけどやっぱり新しいお店にも行ってみたいよねー、というわけでそのお店「5+商行」に行ってみましたので紹介したいと思います。
5+商行
路地裏の白い建物のカフェ
花蓮市の中心部、建國路の路地裏にある真っ白い外観のカフェが「5+商行」。この辺りは人通りもそれほど多くなく落ち着いた雰囲気でいいですね~。
11時半をちょっと回った頃に到着したのですがオープンは11時40分とちょっと半端な時間。しばし入り口で待つことに。台湾では結構オープン時間がアバウトなお店が多いので「時間通り開くのかな~」と心配してましたが、きっちり11時40分に開店しました。素晴らしい。
というわけで店内へ~。
入店後のガイダンスが書かれてます。
A:好きな席へお座りください。
B:メニュー(オーダーシート)を取って記入してください。
C:記入したらEricaに渡してください。
Ericaっていうのはスタッフのことですね(笑)。
明るい雰囲気で気持ちの良い店内ですね~。
けっこう広くて席数もじゅうぶんにありますよ。
このお店にも猫がいました。ほんと花蓮には猫のいるカフェが多い。
かわいい器など雑貨の販売も行ってました。
食事メニューが大きく分けて「飯糰」「老麵刈包」の2種類。それぞれ単品で注文することもできますが「套餐」にするとセットメニューになります。その他サイドメニュー的な「鹹點心」、スイーツの「吃甜甜」にも数種類。ドリンクメニューはコーヒー系の他、フレッシュジュース、お茶、ミルク系などが揃っています。
お水はセルフサービス。瓶の中にリンゴやオレンジが丸ごと入ってるのでほんのりフルーツの香りがするんですよ。
コース仕立てのセットメニュー、そして絶品の刈包
刈包メニューの「老麵刈包」は3種類あるのですがその中から「爆抱豬」を選んでセットメニューの「套餐」にしました。「老麵刈包・爆抱豬」は単品だと150元、「套餐」だと300元です。
「5+商行」では「套餐」にするとコース仕立てで料理が出てきます。まずは前菜のスープとサラダ。
野菜のポタージュスープ。何種類もの野菜を煮込んで作られたポタージュスープは濃厚だけど優しい味わい。ほっと落ち着く美味しさですね~。
5色の野菜を使って円形に成型している手の込んだサラダ。配色も美しく見た目にも鮮やかです。下に敷かれているのはセサミソース。
もう一つ前菜が続きます。こちらも見た目が美しい前菜の3種盛りです。それぞれエビとイチゴのバルサミコソース。小さく切ったパンがのってるのはたぶんガスパチョかな。そして小さなパンに野菜、キノコをのせたもの。
とてもカフェ(ではないのかもしれませんが)の料理とは思えないですね~。フレンチかイタリアンのお店で食べてるような気分になりますよ。
そしてメインの刈包です~。卓上七輪にのって出てくるという演出です。すごい。
老麵刈包・爆抱豬・套餐(300NTD)
当然ただの刈包ではない。豚バラ肉といっしょに挟んでいるのはレタス、トマト、それにパイナップルというのが独特です。刈包はよく台湾式バーガーと言われますが、この挟み切れないほどの具だくさんぶりはほんとにハンバーガーのようです。
実はこの刈包、ソースが2種類使われています。1つは甘辛いソースで、もう1つが何とブルーベリーソース。これが不思議とよく合う。なぜだろう? と思ったんですが、豚肉が通常の刈包とはちょっと違うんですよね。普通はトロトロに煮込んだ焢肉(角煮のような料理)を使うのですが、こちらは味付けした豚肉を焼いているのでさっぱりした味。それで2種類のソースにもマッチしてるのです。さらに豚肉の皮の部分がカリカリになってて食感がとってもいいんですよー。変わり種の刈包はいろいろ食べてきましたが、はっきり言ってこれは今まで食べた中で最高に美味しい!
最後に飲み物をいただきました。
馬達加斯加香草拿籽鐵・HOT(140元)
マダガスカルバニラビーンズを使ったラテ。表面をフワフワの泡が覆ってます。美味しい・・・
ちっちゃなシフォンケーキ付き。
いや~、花蓮にもこんなカフェがあったとは驚きです。レストランのようにクオリティの高い料理、そしてスタッフもすごく親切で料理を1つ1つ丁寧に説明してくれました。スイーツも美味しそうなものばかりだったので今度来たらぜひ食べてみたいと思います。
店舗情報
住所 | 花蓮市建國路75巷16弄6號 |
営業時間 | 11:40~17:30 |
休日 | |
HP | 5+商行 |