台中の朝ごはん事情はちょっと面白い特色があって炒麺や爌肉飯などが一般的で、このブログでもいろんなお店を紹介してきました。しかし蛋餅、燒餅、豆漿といった豆漿店や早餐店だってもちろんたくさんありますよ。どの地域にも評判のお店があるように台中でも地元の住民に人気の早餐店があるのです。一見すると小さくて目立たないお店でも朝食時にはお客さんでいっぱいになる様子を見ると地元の人はやっぱり美味しいお店を知っているんだなぁ、と。というわけで今回はそういった朝ごはん屋さんの1つ「澎湖早點」を紹介したいと思います。
澎湖早點
オーナーが澎湖出身ということで
台中の太原駅から歩いて10分ほどの國強街沿いで営業している朝ごはん屋さん「澎湖早點」。周辺にはさほどお店はなく特に朝は静かな雰囲気です。「澎湖」というのは台湾海峡にある島(嘉義の西あたり)のことでオーナーがその澎湖出身なんだそうです。
注文は內用(イートイン)、外帶(テイクアウト)問わずまずこちらの番号札を取ります。イートインなら番号札を取った後空いてる席に座りましょう。注文は番号順に行い、順番が回ってきたら店員さんに口頭で注文して番号札を返します。混んでないときは番号札を取らなくてよい場合もあるようです。
席は店内や店頭にテーブルが用意してありますよ。
このときは店頭の席に座りました。
というわけで順番を待ちます。
メニューはわりとシンプルです。朝ごはん屋さんではお馴染みの燒餅や油條はなく肉包、蛋餅、餛飩湯(ワンタンスープ)といったメニューが主力。なかでも餛飩湯(ワンタンスープ)が人気のようです。
目の前に料理街の肉包が大量に。美味しそうですね。
蛋餅にワンタンスープという組み合わせ
注文したのは蛋餅、荷包蛋、それと普通ならここで豆漿(豆乳)や奶茶(ミルクティー)といったところなのですが、おすすめの餛飩湯(ワンタンスープ)をいただきました。
蛋餅(30元)、荷包蛋(40元)、餛飩湯(13元)
箸、ストロー、調味料はテーブルに置いてあります。台中では蛋餅や荷包蛋に辣椒醬(赤い方)もおすすめですよ。
というわけで荷包蛋にも辣椒醬をかけてみました。そんなに辛くなくてケチャップみたいな感じですよ。
「澎湖早點」の蛋餅は薄くて外側がカリっとしているのが特徴です。
蛋餅に餛飩湯というのはなかなか新鮮な組み合わせ。ワンタンが8個ほど入っていますが一口サイズなのでボリューム的にもちょうどよい。餡もさることながらプルプルの皮が美味しいですねー。スープもあっさり味で朝ごはんにピッタリです。
小ぢんまりしたお店ながら台中ではわりと人気のある朝ごはん屋さんです。アクセスはちょっと不便ですが朝ごはんを食べに足を延ばしてみてはいかがでしょう。
店舗情報
住所 | 台中市北區國強街102號 |
営業時間 | 6:00~11:45 |
休日 | |
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