台中市西屯區の台湾大道沿いは新光三越、大遠百、市政府、臺中國家歌劇院などがあり台中でも最も開発が進んでいるエリアの1つ。ところが台湾大道を挟んで反対側には全く対照的な下町の風情が残る場所があってそのコントラストが面白いのです。特に魚の骨のような形をした杏林路周辺が興味深い。ほぼ住宅が占める通りは表に洗濯物を干していたり時にはたき火をしていたりと、とても生活感に溢れています。歩いているとなんだかちょっと懐かしい気持ちになって散策するのが面白い場所ですよ。今回はその杏林路にある老房子カフェ「窩柢咖啡 WoDihouse Cafe」を紹介したいと思います。
窩柢咖啡 WoDihouse Cafe
小さな路地裏の老房子カフェ
「窩柢咖啡 WoDihouse Cafe」がある杏林路はほぼ2階建ての建物ばかりで高層ビルが立ち並ぶ新光三越側のエリアとは全く対照的。飲食店の数も少ない住宅地なので人通りも少なく落ち着いた雰囲気です。この辺りを歩いているとのんびりとした何とも言えない懐かしいような気分になるんですよねー。
古い建物が立ち並ぶ杏林路ですが「窩柢咖啡 WoDihouse Cafe」もその中の1つである老房子(古民家)を改装したカフェ。お店の正面を緑の蔦で覆った外観が印象的です。
まあまあ辺鄙な場所にあるお店だと思うのですがけっこうお客さんが入ってます。意外に人気があるんですねー。
焙煎機があるってことはロースターカフェなのかな。
奥にカウンターがあるのでそちらで注文します。
こちらがメニュー。まずは義式咖啡(エスプレッソベース)。美式(カフェアメリカーノ)、拿鐵(カフェラテ)、卡布奇諾(カプチーノ)、漂浮冰淇淋(アフォガート)などがありますね。風味美式っていうのがちょっと気になる。
こちらは手沖咖啡(ハンドドリップコーヒー)。数種類から豆を選ぶことができます。
コーヒーの他にもお茶やジュースなども。お酒もあるみたいですね。
ワッフルやブラウニーなどのスイーツも。
黒板にもスイーツメニューが書かれてますよ。
風味美式とレモンチーズケーキ
風味美式というのがあまり見たことがなくて興味深かったので注文。檸檬と蜂蜜の2種類あったので檸檬を選びました。それとスイーツからレモンチーズケーキを。レモンが被ってしまいましたね(笑)。
風味美式・檸檬(120元)、酒漬檸檬起司蛋糕(125元)
アメリカーノのレモン果汁を加えたコーヒー。レモンのさっぱりした風味とコーヒーの苦味が一体となった爽やかなアメリカーノ。以前どこかのカフェで飲んだ西西里檸檬咖啡(シシリアレモンコーヒー)に似てる感じかな。
お酒に漬け込んだレモンをトッピングしたチーズケーキ「酒漬檸檬起司蛋糕」。レモンの色がすごいことになってますが(笑)。とっても濃厚な味のチーズケーキで美味しくいただきましたよ。
「新光三越」や「臺中國家歌劇院」のある台湾大道の南側は訪れる人が多いと思いますが、それとは対照的な北側の庶民的な路地裏も散策してみると面白いと思いますよ。
店舗情報
住所 | 台中市西屯區杏林路27號 |
営業時間 | 12:00~22:00、土日11:00~22:00 |
休日 | |
FB | 窩柢咖啡 WoDihouse Cafe |