牛肉湯やサバヒーと並んで台南で人気の小吃の1つが「意麵」。台南で麺料理と言えばどちらかと言うと「擔仔麵(担仔麺)」の方がよく知られているかもしれませんが個人的には「意麵」なんですよね。わずかなトッピングだけのシンプルな「意麺」、鱔魚(田ウナギ)といっしょに甘辛いタレで炒めた「鱔魚意麺」、揚げ麺を鍋で煮込んだ「鍋燒意麺」などのバリエーションがあります。というわけで今回は地元台南で高い人気を誇る意麺のお店「阿龍意麵」を紹介したいと思います。
阿龍意麵
昨年(2019年)5月にリニューアル
「阿龍意麵」に来たのは2回目なのですがすっかり奇麗にリニューアルされてたのでビックリ。どうも昨年(2019年)の5月に改装されたようです。
なんだかずいぶんお洒落なお店になってますね。らしくない・・・って言うと失礼ですが(笑)。すっかり以前の面影は無くなってますが実は「阿龍意麵」は1950年創業なので約70年の歴史がある老舗なんですよ。
店頭にもテーブル席があるのがかろうじて残っている面影でしょうか。
それにしてもすごい混みよう。相変わらずの人気ですねー。
店内の奥にオーダーシートがあるので1枚取りましょう。
オーダーシートには値段が書いてないのですが店内に貼られているメニューには各商品の値段が書いてあります。よく見るとこのメニューリニューアル前から使ってたやつですね。ちょっと懐かしい・・・
開いてる席を見つけたら確保してオーダーシートを記入しましょう。満席の場合は空くのを待つしかないのですが、どうも並んでる様子がないので早いもの勝ちなんじゃないかな。
オーダーシートには「內用桌號」とテーブル番号を書く欄があるのですが、料理ができたら呼ばれて自分で取りに行くシステムなので書く必要はありません(そもそもテーブル番号は無い)。オーダーシートの下の方に書いてある番号(このときは147)で呼ばれます。
滷味もおすすめなのでぜひ注文しましょう。メニューには載ってないのでカウンターに並べてあるものから自分で選びます。
容器とトングが置いてあるのでこれで食べたいものを取りましょう。
選んだらレジでオーダーシートと合わせて清算します。料理ができたら番号が呼ばれるのでカウンターに取りに行きます。
野菜で色付けした意麺
意麵と魚丸湯、それに滷味を3種類選んでみました。
意麵・紅蘿蔔・小(55元)、魚丸湯(30元)、滷味
箸、スプーンなどは自分で取って来ます。調味料なども置いてありますよ。
「阿龍意麵」の意麵は原味(プレーン)の他、紅蘿蔔(ニンジン)と牛蒡(ごぼう)の3種類あるのがちょっと珍しいところであり人気の理由。この日は紅蘿蔔(ニンジン)を注文。色がちょっと黄色っぽいですね。
それほどニンジンの味がするわけではないですがほどよく歯応えもあって美味しい意麺です。
スープは魚丸湯をいただきました。つみれのプリプリとした食感がいいですね。
滷味は「滷蛋」「豆干」「豬耳朵」を選びました。ここの滷味はけっこう味が染みてて個人的に好きですねー。
食べ終わったら自分で片付けるシステムなので食器などはこちらに。
リニューアルされたので店内は冷房が効いてて快適です。台南で意麺を食べるならおすすめのお店ですよ~。
店舗情報
住所 | 台南市中西區府前路一段60號 |
営業時間 | 10:30~21:00 |
休日 | 木 |
HP |