台湾の街を歩いているとよく店頭にこんがりキツネ色に焼けたローストダックを吊るしたお店を見かけませんか? とっても美味しそうなので見てるとお腹が減ってきますよね。実はあれ「燒臘店」と呼ばれる香港系のレストランなのです。ローストした鴨肉、鶏肉、ガチョウ肉やチャーシュー、香腸などいろんなお肉をみんなでシェアして食べるのが楽しいですね。また燒臘店には大抵ご飯にお肉をのせた(勝手に肉のせご飯と呼んでます)定食のようなメニューもあるので1人でも入りやすいんですよ。というわけで今回は台北の燒臘店「九記何燒臘」を紹介したいと思います。
九記何燒臘
リニューアルしたてのきれいなお店
「九記何燒臘」は台北の長春路と吉林路の交差点近くにある燒臘店。チャーシューやローストダックなどを扱う香港スタイルのお店です。
ずいぶんきれいな外観で新しいお店に見えますがどうも昨年(2019年)の夏ごろ改装したようです。
燒臘店と言えばこれですね~。店頭に吊るされたこんがりキツネ色に焼き上がったローストダック。見るからに食欲をそそります。
お店に入ったらまずはカウンターで注文。どうやらオーダーシートはなさそうですね。
カウンターの向かいの壁にメニューが貼られています。
注文を終えたら空いてる席へ座りましょう。
一応テーブルにもメニューが置いてあるんですが・・・ 役に立ってるのかな?
箸やスプーンはこちらに置いてあります。お水やスープもセルフサービスです。スープは無料ですよ。
脆皮鴨腿飯と玫瑰油雞飯
注文したのは「脆皮鴨腿飯」。ご飯に鴨のもも肉をのせたものです。
脆皮鴨腿飯(130元)
いい色にパリッと焼けた皮がたまりませんね~。お肉は噛むとジュワっと肉汁が溢れてきてとってもジューシー。鶏肉とは違った独特の旨味があるんですよね。美味しくてもうご飯が進む進む。
付け合わせては日によって内容が変わるようです。この日はキャベツ、麻婆豆腐、もう1つは練り物だったんですが甜不辣かな。燒臘店の付け合わせって個人的にあまり期待してないのですがこの日のはけっこう美味しかったですね。
もう1品テイクアウトして晩ごはんに食べました。注文したのは「玫瑰油雞飯」。それにしても何ですかこのパッケージ(笑)。面白いことしますね。
玫瑰油雞飯(90元)
おお、これも美味しそう! こちらは鶏肉をローストしたものがご飯にのっています。
しっかり味が染みたプリプリの鶏肉は絶品。鴨肉もそうですがやっぱりタレが美味しいんですよねー。今度来たら撈麵や河麵など麺メニューも食べてみたいですね。
人数が多いときは炒飯や炒麺などといっしょにお肉を単品で頼んでシェアするといいですね。鴨腿などは人気なので売り切れる可能性あり。早めの時間に行くことをおすすめします。
店舗情報
住所 | 台北市中山區吉林路124號 |
営業時間 | 11:00~14:00、17:00~20:00 |
休日 | |
FB | 九記何燒臘 |