鴨肉料理って日本では身近に専門店がそれほど多くないので食べる機会があまりないのですが、台湾には安くて美味しい鴨肉料理のお店がたくさんあります。特に高雄では鴨肉料理のお店をよく見かける気がします。また鴨肉飯や鴨肉麺をはじめ鴨肉の薬膳スープ、鴨肉の滷味、鴨の血を使った鴨米血など日本ではまず見ない料理もありバリエーションも豊富です。というわけで今回はMRT鹽埕埔駅近くにある鴨肉料理の老舗「鹽埕鴨肉意麵」を紹介したいと思います。
鹽埕鴨肉意麵
創業35年以上の老舗鴨肉料理店
「鹽埕鴨肉意麵」はMRT鹽埕埔駅から歩いて5分弱ほどの大智路沿いにある小さな鴨肉料理のお店です。ここ高雄で35年以上営業している老舗ということです。
店頭のテーブル席、カラフルなお品書き、リアルな鴨の絵(笑)などいかにも台湾らしいいい味を出してる小吃店ですね~。
入り口近くにオーダーシートが置いてありますた。ペンといっしょに取って店内へ。
空いてる席に座ってオーダーシートを記入しましょう。
食べたいものとテーブル番号を記入したら店員さんに渡します。
鴨肉と意麵の組み合わせ
注文したのは店名にもなっている「鴨肉意麵」、それに鴨肉自体も食べてみたかったので「鴨肉」の小サイズを1皿、スープには「當歸鴨血湯」をいただきました。
鴨肉意麵・乾(50元)、鴨肉・小(60元)、當歸鴨血湯(35元)
お箸や調味料などはテーブルに。
「鴨肉意麵」はスープなしの「乾」を選びました。「鴨肉麵」はこれまで何度も食べたことがありますが鴨肉と意麵の組み合わせは実は初めてです。思ったより鴨肉の量が少ないかな・・・
文意麺は台南で何度も食べたことがありますがこれはやや幅の広い平打ち麺ですね。一口食べてみると予想外に柔らかくてちょっとビックリ。見た目はすごくコシのありそうな感じなのですがかなりフニャフニャなんですよね。うーん、個人的にはもうちょっと歯応えがあった方がいいかなー。味付けは好きなんですけどね。
「鴨肉意麵」の鴨肉の量がちょっと少なかったので注文しておいてよかったなー、という「鴨肉」です。小サイズでこの量なので1人分にはちょうどよいのではないでしょうか。付属のタレにつけていただきます。
こちらは期待通りの美味しさ。噛みしめるとギュッと鴨肉の旨味が口の中に溢れてきます。鶏肉や豚肉と違ってやや歯応えのある食感がいいんですよねー。
「當歸鴨血湯」はいわゆる薬膳スープ。真っ黒い色が特徴で漢方の特獨の味がします。鴨肉入りや麺線入りなどありますがこちらはもち米を鴨の血で固めた鴨米血が入ったもの。ちょっと好き嫌いが分かれるかもですが興味がある人はぜひチャレンジを。
「鹽埕鴨肉意麵」は夕方から深夜にかけて営業しているので鹽埕埔周辺の晩ごはんの候補にいかがでしょう。
店舗情報
住所 | 高雄市鹽埕區大智路126號 |
営業時間 | 17:00~23:00 |
休日 | |
FB | 鹽埕鴨肉意麵 |