【沼澤 marsh】路地裏の老房子をリノベーションしたスイーツカフェ

以前タトゥーに関する記事を書いたときにインタビューさせてもらった中の1人が台南在住のパティシエ。ちょうどそのときは経営していた「海丘甜點工作室」というお店を閉店した後で、新しいお店を準備中だという話をしてくれました。次回台南に行く機会があったらぜひ新しいお店を伺ってみよう、と楽しみにしていまいた。そして昨年(2019年)の夏に晴れて新店のスイーツカフェ「沼澤 marsh」がオープン。改めて台南を訪れたときに早速行ってみましたので紹介したいと思います。

沼澤 marsh

ギャラリー併設の複合カフェ

沼澤 marsh」は昨年(2019年)7月に台南にオープンしたスイーツカフェ。民生路を安平方面へ進み、金華路を過ぎた先にある協進國小という小学校の背後の路地裏に入って行くといい雰囲気の老房子があります。1階には「青青土氣 chin chin pottery」という陶芸のギャラリーがあり2階がカフェとなっています。

こちらが2階のカフェ。「沼澤 marsh」は基本的に要予約となっています。お店の人が言うには「予約なしで来ても状況次第では入店可」とのこと。必ず行きたいのであれば予約がベターです。

予約するにはFBから連絡すればOK。ただし予約可でも「返事はない」ということらしいのです。「それじゃあ予約できてるのかどうか不明なので困るのでは・・・」と尋ねたのですが「そんなに混雑することはないので予約不可ということはまずない」ということらしいです。まあザックリとして台南らしいというかなんというか(笑)。

ということなので行ってみて万が一NGであっても仕方ない、と割り切れるなら予約して行きましょう。ちなみに今回予約して行ったのですがすんなり入れました。

こちらの女性がオーナーでありパティシエのHenriさん。以前タトゥーをテーマにした記事でご協力いただきました。

こちらは飲み物のメニュー。台湾茶がいろいろと揃っています。

スイーツはカウンターに行って確認しましょう。さすがオーナーがパティシエだけあってどれも美味しそうですねー。

雨季と銀杏

スイーツから「雨季」と「銀杏」、飲み物からは「日月潭紅玉」をいただきました。

日月潭紅玉170)、雨季160)、銀杏170元

南投県の日月潭で栽培されている紅茶「日月潭紅玉」。ミントのような強い香りが印象的です。

雨季」と名付けられた柚子果肉入りの焙じ茶クリームのタルト。焙じ茶と柚子がこんなに合うとは意外ですねー。双方の香りが一体となって何とも言えない美味しさ。甘さ控えめなのもよい。

こちらは「銀杏」。一番下にクッキー生地、その上に米香(おこし)、真ん中にシュー生地、さらにサツマイモクリーム、一番上に蜜漬けのキンカンという手の込んだ一品。サツマイモのほっこりした味とキンカンの甘酸っぱさのハーモニーがいいですね~。

お店のある場所が閑静な路地裏だったり、味のある古い建物だったりと台南らしい魅力の溢れるスイーツカフェですよ。

店舗情報

住所 台南市中西區西寧街28號2F
営業時間 12:00~18:00
休日 FBを要確認
FB 沼澤 marsh
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