台南でよく知られる麺料理といえば意麺ですが一言で意麺と言ってもけっこういろんな種類があるんですよ。「汕頭意麺」「鹽水意麺」「鱔魚意麺」「鍋燒意麺」などなど実にさまざま。中でも日本の鍋焼きうどんが元になっていると言われる「鍋燒意麺」はかなり独特です。ダシの効いたスープに具だくさんのトッピング、それに揚げ麺を使った「鍋燒意麵」はまさに日本人好みの味です。台南にはたくさんの「鍋燒意麵」のお店がありますが、今回は大同路沿いにある「古早味鍋燒意麵」を紹介したいと思います。
古早味鍋燒意麵
大同路の鍋焼意麺店
「古早味鍋燒意麵」は台南市中心部の大同路沿いにある鍋焼意麺のお店。繁華街からはちょっと外れていますがこの辺りには「小南米糕」「國榮肉燥飯」「木子家八寶冰」など人気のあるお店が集まっているんですよ。
建物の左右に部屋が湧かれていて、左側がキッチン兼注文カウンター、右側が客席。店頭にもテーブルが出してあります。
カウンターにオーダーシートが置いています。
右の客席の奥にもありますよ。オーダーシートを1枚取って空いてる席で記入しましょう。
メニューはけっこう豊富。「鍋焼意麵」以外に麺が違うバージョンの「鍋焼米粉」「鍋焼冬粉」「鍋焼雞絲麵」「鍋焼烏龍麵」なども。他にもお粥、肉燥飯、炒飯などもあります。オーダーシートを記入したらカウンターに持って行って店員さんに渡しましょう。
鍋焼意麺と台湾バジルのオムレツ
初めて来たのでやっぱり看板メニューの「鍋焼意麵」を。それと「九層塔煎蛋(台湾バジルのオムレツ)」もいただきました。
鍋焼意麵・小(65元)、九層塔煎蛋(40元)
箸、スプーン、小皿などはここに入っているので自分で取っていきましょう。
調味料はテーブルに置いてあります。「九層塔煎蛋」は醤油で食べるといいですね。
「九層塔煎蛋」はサイドメニュー感覚で注文したのですが予想以上に大きくてビックリ。なんてことのないオムレツに見えますが九層塔(台湾バジル)の風味がよくてなかなか美味しいのです。
さて、メインの「鍋焼意麵」の方はとっても具だくさん。これは炸魚塊(フィッシュフライ、というより天麩羅といった方が近い?)。
ハムも入っています。
野菜や半熟卵も。なんか今日は卵をたくさん食べてる気が(笑)・・・
一度油で揚げた意麺を使っているのが鍋焼意麵の特徴。柔らかくてコシはありませんがスープをよく吸って美味しさが増すのです。日本の鍋焼きうどんが元になっていると言われていますがスープは意外にあっさり味。カツオ出汁の風味がよくて日本人好みの味ですねー。
鍋焼意麺以外にもメニューが豊富なので数人で来ていろいろ注文してシェアすると楽しいですね。
店舗情報
住所 | 台南市東區大同路一段211號 |
営業時間 | 11:00~14:00、16:30~21:00 |
休日 | 日 |
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