台北でぶらり路地裏散策、今一番行きたいのは「赤峰街」

赤峰街はMRT淡水信義線の中山駅から雙連駅にかけてMRTの路線の西側を南北に走る短い通りです。もともとこの赤峰街周辺は古い建物が立ち並ぶ下町といった雰囲気のエリアだったのですが、お洒落なカフェや雑貨店がポツポツと増えはじめ今では若者をはじめ観光客も訪れる台北でも屈指の人気スポットとして知られています。

かつては永康街が若者向けのお洒落スポットとして日本人観光客に人気がありましたが現在の永康街は年齢層を問わず多くの外国人観光客が訪れる場所へと姿を変え、入れ替わるようにここ赤峰街が若者に人気のエリアに成長していったという印象があります。といわけで今回はその赤峰街エリアの雰囲気やおすすめのお店を紹介したいと思います

赤峰街の場所

下のマップのようにMRTの路線に沿うようにして通っているのが赤峰街。中山駅、雙連駅のいずれの駅からも近いのでアクセスは便利。赤峰街だけでなく周辺にもいろいろと魅力的なお店が多いのです。

赤峰街の雰囲気

ここは雙連駅の1番出口。外に出て左(写真では右側)へ歩くとすぐに赤峰街の入り口があります。

赤峰街の北側の入り口。ここから南の中山駅の方へずっと歩いて行きましょう。

すぐに目についたこちらのお店「桔梗燉飯」。以前このブログで紹介した大安駅近くにある「桔梗三明治」が展開するリゾットのお店のようです。

さらに少し歩くと左手にドリンクスタンドの「茗萃飲品」と涼麺店の「小良絆 涼面專門店」。

こちらも人気のお店「饅飽 MAN BAO」。

酒釀をトッピングしたかき氷で有名な花蓮の「心地日常」の台北店。

確かにお洒落なカフェやスイーツ店が多いのですが昔ながらの街並みはそのまま残っているので歩いていて楽しいですね。

こういったレトロな外観のお店もあちこちに見られます。

ドーナツが美味しいコーヒースタンド「Hudson Coffee」。

台北で人気雑貨店兼ドリンクスタンド「小日子商号」の赤峰店があります。

產出餐酒館Ouifood」と「產出The Food」という同じ系列のお店が同じエリアに。

香港の軽食を提供する人気店「共楽 Gung Lok」。実は日本にも進出してるんですよ。

さらに南へ歩いて行きます。

中ほど辺りに来るとバイクの部品や機械関係のお店が目立ちます。もともと赤峰街周辺にはこういったお店が多かったんだそうです。

脇道に入ってみるもの面白いですね。バイクの修理屋さんや住宅に混じってカフェや雑貨店などを目にします。

あまり開いてるのを見たことがない「權泉珈琲 KWON SAEM Coffee」。運が悪いだけなのかな(笑)。

1本東のMRTが通る通りに出てみました。お土産を買うにはピッタリ、台湾の「いいもの」を集めたお店「台灣好,店」。

そのとなりにはこちらも人気の「蘑菰咖啡 MOGU CAFE’」があります。

赤峰街周辺のおすすめのお店

Everyday Cafe 美天珈琲

一見すると「お花屋さん?」と思ってしまうかもしれませんが実はカフェ併設のフラワーショップ。きれいな花に囲まれた中でシフォンケーキ、ティラミス、ブラウニーといったスイーツとコーヒーをいただくことができます。毎日数量限定の自家製プリンもおすすめ。

食レポ:【Everyday Cafe 美天珈琲】赤峰街のカフェ併設のフラワーショップ

Coffee Stand by me

建成公園の近くで営業するコーヒースタンド。カウンター席のみで10席に満たない小さなスペースですが整然として統一感のあるスタイリッシュな雰囲気。夜遅くまで開いていてコーヒーの他にもビールなどお酒もあるのでバーのような使い方もできるお店です。

食レポ:【Coffee Stand by me】赤峰街のクールなコーヒースタンド

權泉珈琲 KWON SAEM Coffee

赤峰街の中ほどにある小さなコーヒースタンド。何度来ても閉まっていて5回目にしてやっと入ることができた気まぐれな営業スタイル(あくまで個人の印象です(笑))のお店。しかしながらセンスのいい赤峰街らしい雰囲気のお店なのでおすすめ。オリジナルの雑感やTシャツなども必見。

食レポ:【權泉珈琲】5回目でやっと開いてた! 気まぐれ営業のコーヒースタンド

小日子商号

台湾の日常、ライフスタイルなどに焦点を当てながらさまざまで切り口で台湾文化を紹介している雑誌「小日子」が手掛ける雑貨店兼ドリンクスタンド。ここにオープンしたときは「やっぱり」と思ってしまったほどのコンセプトも雰囲気もまさに赤峰街にピッタリのお店です。

食レポ:【小日子商号(赤峰店)】赤峰街のかわいい雑貨店兼ドリンクスタンド

饅飽 MAN BAO

刈包のようで刈包とは違う、饅頭のようで饅頭とは違うオリジナルのバンズを使ったバーガーが人気のお店。バリエーションもソーセージとピーナッツバター、キムチと豚肉、パイナップルとチキン、チキンと麻辣醤など独特。古い建物を改装したレトロな雰囲気のお店にも注目。

食レポ:【饅飽 MAN BAO】刈包とは違う! 赤峰街で食べたオリジナル饅頭バーガー

阿田麵

1950年オープンという創業70年になろうかという老舗の麺店。食事時には行列のできる人気店です。おすすめは陽春麵(スープあり・スープなし選択可)で「瘦肉」と「魯蛋」をトッピングした通称「全套麵」がおすすめ。こういった昔ながらのお店も共存しているのが赤峰街の魅力の1つですね。

食レポ:【阿田麵】シンプルなメニューで創業70年、地元住民に親しまれる赤峰街の老舗麺店

小良絆 涼面專門店

赤峰街だと小吃店もこんなに雰囲気になるのか、といったいい例のお店で台湾の伝統的小吃である涼麺をお洒落にアレンジしています。食事時には若いお客さんで賑わっています。メニューも一般的なゴマだれの「深焙胡麻」に加え「日式辣油」「酒醸豆乳」などオリジナル色も。

食レポ:【小良絆 涼面專門店】赤峰街だと涼麵もこんなにお洒落になるのです

赤峰街無名排骨飯

店名が無いので「赤峰街無名排骨飯」という呼び名で通っている排骨飯の超人気店。イートインの場合は極狭な店内に行列を作るテイクアウトのお客さんを横目に食事をするという落ち着かない状況。それでもみんな食べに行きたくなるという美味しい排骨飯なのです。

食レポ:【赤峰街無名排骨飯】名前も無く、超狭いお店の排骨飯が美味しくて大人気

点氷室·ジャビン

もともと台北市のお隣、新北市の板橋区で営業していたお店。今年(2019年)から赤峰街に引っ越してきました。店名に日本語が使われてることからピンとくるかもしれませんが日本風のかき氷が主力商品。マンゴーやパッションフルーツなど南国のフルーツを使ったかき氷は日台コラボといった印象ですね。

食レポ:【点氷室·ジャビン】板橋から赤峰街に引っ越してきた日本風かき氷のお店

赤峰貓舌菓 taipei langue de chat

オープン間もなくすっかり日本人観光客御用達の人気店に成長した貓舌菓(ラングドシャ)専門店。「パイナップルケーキに変わる新しい台湾のお土産」をコンセプトに作られた珍珠奶茶味や杏仁豆腐味のちょっと変わり種の貓舌菓(ラングドシャ)を購入することができます。

食レポ:【赤峰貓舌菓 taipei langue de chat】目指すはパイナップルケーキに変わる新しい台湾のお土産!

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