
台北に「岢露圈」という字だけ見ても何だかよく分からない食べ物が登場。いや、なんとなくスイーツっぽいかな・・・ とは思いましたが。どうも「くるる」という日本語をもとにしているらしい。そしてその正体はドーナツとのこと(やはりスイーツ!)。しかも「日系甜甜圈(日本風のドーナツ)」とも言われているそうでちょっと気になったので食べてみました。
#4 BUTTER FOUR
落ち着いてる? それとも瞬殺?
今年(2025年)の8月8日にオープンしたばかりの「#4 BUTTER FOUR」へ。お店の近くに行くと何やらプロモーション的なことをやってました。
お店はMRT中山駅を出て30秒ほど歩いたところ。いい場所ですね・・・ この日はまだ8月でオープン直後からわりと話題になっていたようなので多分行列になってるだろうな・・・と予想していたのですが、意外とお客さんは少なくてちょっと肩透かしですね。
それでもお客さんは絶え間なくやってくるようです。
こちらがメニュー。岢露圈は「招牌原味(プレーン)」と「黑可可(カカオ)」の2種類でそれぞれ8個入り。両方が半分づつの「精選綜合」もあり。そしてこれらにはバタークリームの「十勝玉米」が付いてきます。
バタークリームは「十勝玉米」の他に「山形紅櫻桃」「西西里開心果」がありいずれも単品で購入することができます。
「精選綜合」を購入しようと思ったのですが残念ながら「黑可可(カカオ)」がすでに売り切れとのこと。開店してまだ2時間も経ってないのですが売り切れとは・・・ もしかした開店直後にお客さんが殺到してたとかなのかな・・・
というわけで「招牌原味(プレーン)」のみ、合わせて「山形紅櫻桃」「西西里開心果」も購入することにしました。
シュークルーラーなのか?
これが岢露圈。8個入りのみで単品はないのか・・・ と思ってたのですがこの大きさならそれも納得。ドーナツなのでそこそこの大きさを予想していたのですが実際に見ると1個がかなり小さい。
泡芙(シュー生地)と甜甜圈(ドーナツ)の中間のような食感ということなのですが確かにドーナツというよりちょっと固めのシュー生地という感じ。さらに「日系(日本風)」のドーナツともいわれてるようなのですが、これって「シュークルーラー」のことなんですかね? 確か今年(2025年)の5月に登場したんでしたっけ? その約3ヶ月に台湾でも売られるとはさすがに距離が近いだけあって取り込むのが早い。
中はこのように空洞になっています。これなら8個くらい簡単に食べられそうです。
さて、岢露圈よりむしろこちらの方が注目されてるのではないかと思っているバタークリーム。白いのは「十勝玉米」でこれは岢露圈を買うと無料で付いてきます。
赤いのが「山形紅櫻桃」。
そして「西西里開心果」です。
一番美味しそうに見えたので「山形紅櫻桃」から食べてみます。
名前からも分かるように山形県産のさくらんぼを使っているようです。贅沢ですね。甘酸っぱくて美味しい。岢露圈自体の食感はやはりドーナツというよりシュー生地に近くてさっくりと軽い口当たり。本場のシュークルーラーもこんな感じなんですかね。
続いて「十勝玉米」で食べてみます。これはもしかして十勝産のトウモロコシということなんですかね? 特に説明がないのでよく分かりませんが・・・ それはともかくこれがまったりとして意外に以外に美味しくて個人的には好き。
最後は「西西里開心果」、これはピスタチオですね。もう少しピスタチオの風味が感じられるとうれしいのですがこれもなかなかよい。
こう言ってはなんですが自分としては岢露圈よりもむしろバタークリームがちょっと気になりますね。パンに塗って食べると美味しそう・・・ 今後新しいフレーバーが登場するのかどうかよく分かりませんがちょっと注意してみようと思います。
店舗情報
住所 | 台北市南京西路25巷2-1號 |
営業時間 | 12:00~19:00(売切れ次第終了) |
休日 | |
リンク | #4 BUTTER FOUR |