台湾のセブンイレブン限定、蜷尾家と杜老爺のコラボアイスクリーム

台湾も日本と同様に街中でコンビニをたくさん目にします。日本でもお馴染みのセブンイレブンやファミリーマートをはじめ、OKマート、ハイライフ（萊爾富）など店舗数も多くてたいへん便利。実際に現地滞在中にお世話になったという人も多いでしょう。扱っている商品についても台湾ならではのものがあるので買い物するのも楽しいですね。というわけで今回は台湾のセブンイレブンで見つけたコラボアイスクリームを紹介したいと思います。

7-11で見つけたコラボアイスクリーム

台湾の7-11 セブンイレブンで買い物をしてるときにちょっと面白い商品を見つけましたよ。

これです。コーンタイプのアイスクリーム。「なんだ、どこにでもあるようなアイスクリームじゃないか」と思うかもしれませんが・・・

実はこれ、台南の超人気アイスクリーム屋さんの「蜷尾家 甘味處 散步甜食」と台湾のアイスクリームブランド「杜老爺 Duroyal」がコラボした商品。セブンイレブン限定で販売されているようです。

「蜷尾家 甘味處 散步甜食」について

「蜷尾家 甘味處 散步甜食」は台南でも特に人気のあるストリート「正興街」に2012年にオープンしたアイスクリーム店。多くの人気店が立ち並ぶ「正興街」でも特に人気のあるお店で「正興街」、いや台南の顔的存在といっても過言ではないと思います。

以前、台湾でアイスクリームブームが巻き起こったときの火付け役とも言われていて、オープンして間もなく大ブレイク。その後、台南を代表する観光地である安平にも大型の2號店を出店。さらに2015年には東京で開催されたジェラート大会で準優勝を獲得するという快挙を成し遂げ一層人気を不動のものとしています。

ちなみに日本人観光客にもすっかり人気となり、その後日本にも進出。現在は「御殿場プレミアム・アウトレット店」「ニュウマン横浜店」の2店舗を展開しています。

「杜老爺 Duroyal」について

「杜老爺 Duroyal」は1988年に「皇家可口股份有限公司」という企業がスタートした台湾のアイスクリームブランド。実際には食品大手グループの「南僑集団」が香港の「香港牛奶公司（Dairy Farm）と共同で立ち上げたのが「皇家可口股份有限公司（南僑集団のホームページでは「國際皇家乳品股份有限公司」と記載されている）」ということらしいです。

台湾のコンビニやスーパーで売られているアイスクリームを見ると必ずと言っていいほど「杜老爺 Duroyal」の商品が置いてあります。 そのくらい台湾ではポピュラーのブランドなんですよ。

また、台北地下街にある人気のアイスクリーム店「3546冰淇淋」も「杜老爺 Duroyal」のアイスクリームを使っていることで知られています。このお店、どっちかというと「杜老爺 Duroyal」の名前の方が目立つので、最初こっちが店名かと思ってしまったんですよね。

蜷尾家×杜老爺「玫瑰生烏龍茶甜筒」

というわけで、その「蜷尾家 甘味處 散步甜食」と「杜老爺 Duroyal」の2者がコラボした商品がこちら。

どうやらコラボアイスクリームは「玫瑰生烏龍茶甜筒」と「花生牛奶甜筒」という2種類のフレーバーがあるようなのですが、今回見つけたのは「玫瑰生烏龍茶甜筒」の方です。

しかしこれ、両者ともアイスクリームを作ってるわけなのですが、どっちがどのような役割を果たしているんですかね？ 普通に考えると「蜷尾家 甘味處 散步甜食」の方がフレーバーやレシピを提供して「杜老爺 Duroyal」の方が製造する、というのが自然だと思うのですが、実際どうなんでしょう？

まあ、その疑問はともかくとして早速食べてみましょう

中はこんな状態。烏龍茶フレーバーのアイスクリームに玫瑰花ソースとチョコレート、さらにナッツがトッピングされているというもの。玫瑰花はハマナスのことなのですが台湾では紅茶のフレーバーなどで使われているのをよく見かけます。

正直、烏龍茶フレーバーと玫瑰花ソースというのがそれほどインパクトがなかったんですよね。どうしても甘さが全面にくるのでのそのへんは仕方ないですねー。それでもまあまあ美味しくいただきましたよ。チョコレートとナッツというのがジャイアントコーンみたいでいいですね。

もう1つのフレーバー「花生牛奶甜筒」の方も見つけたらぜひ食べてみたいですねー。ちょっとコンビニで買い物するときに注意しておきましょう。たぶんこのコラボアイスクリームは数量限定だと思うので、もし運よく見つけたら食べてみてはいかがしょうか。