台湾のお土産の定番「鳳梨酥(パイナップルケーキ)」。台湾にはいろんなブランドのパイナップルケーキがありますが、さて、みなさんどこのパイナップルケーキがお気に入りでしょうか。「微熱山丘 SunnyHills」の登場以来、最近は餡に冬瓜などのいわゆる混ぜ物を使っていないパイナップル100%の土鳳梨酥(所説ありますが)が持て囃されてますが、個人的には昔ながらのパイナップルケーキも大好きなんですよね。というわけで今回は台湾の老舗のパイナップルケーキを紹介したいと思います。
李製餅家
基隆に本店があるパイナップルケーキの人気店
最近は「微熱山丘 SunnyHills」とか「The Nine」が人気ですが、昔はパイナップルケーキといえばここ「李製餅家」だったんですよねー。
「基隆名產」と看板にあるように本店は基隆市にあり、ここ台北のお店では販売だけを行っています。
ほんのわずかなスペースで営業していますがさすがに今でも人気は健在です。
小さなカウンターには基隆の本店で作られたパイナップルケーキをはじめとする伝統菓子が並んでいます。
人気はもちろんパイナップルケーキ。36個入りが600元、24個入りが400元、12個入りが210元というかなりリーズナブルな値段です。
バラ売りもしてるのでお土産の他に自分でもちょっと食べてみたいという人はどうぞ。
昔懐かしい味のパイナップルケーキ
12個入りのパイナップルケーキを買ってみました。昔は12個入りだとプラスチックのパックに入ってたような気がしますが(ちょっと記憶があいまい・・・)、今はこんな立派はケースに入ってるんですね。
鳳梨酥・12個入り(210元)
1個1個の包装は今も変わらずパイナップルのイラストが描かれたレトロで台湾らしい雰囲気です。うーん、懐かしいなー。初めて台湾に来たときの頃を思い出します。
白っぽい色の生地で大きさはやや小さめでしょうか。といっても昔はたぶんこれくらいが標準サイズじゃないかと思うんですけどね。最近のパイナップルケーキは1個がかなりボリュームあります。
餡の見た目は「パイナップル」というイメージはそれほどありません。でも食べるとこれが口当たりがよくて美味しいんですよー。土鳳梨酥のような酸味は全然ないし、冬瓜入りの餡は滑らかなペースト状なので生地と一体になって食べやすい。
例えば土鳳梨酥も含めて何種類かパイナップルケーキがあるとしますよね。「土鳳梨酥はやっぱり美味しいよねー」と言いつつ、つい手が伸びるのはこちら「李製餅家」の方なんですよね。
台湾の人に言わせるとこちらの方が昔懐かしいパイナップルケーキの味なんだって。最近のやや高級志向の土鳳梨酥はもちろん美味しいんですが、個人的にはこの「李製餅家」のパイナップルケーキも外せない味です!
日本でも購入可能
実は「李製餅家」は日本でも購入可能なので「台湾に行く予定がないけどどうしても食べたい!」という方はこちらから。
店舗情報
住所 | 台北市中山區林森北路156號 |
営業時間 | 10:00~21:30 |
休日 | |
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