昨年11月に新北市の板橋区にオープンした「新北市文創觀光夜市」。なんと今月終了してしまったというニュースを目にしてビックリ。新北市最大の夜市というふれこみで非常に注目されていたにも関わらずオープンからまだわずか半年あまり。あまりの早い幕切れにあ然としてしまいました。現地のニュースのいくつかにちょっと目を通してみましたが、夜市というのもなかなか難しいものなんですね。
参考:獨家/風光開幕不到半年 新北文創夜市驚傳吹熄燈號(台灣好新聞報)
※アイキャッチ画像及びページトップ画像は新北文創觀光夜市 FBより引用
超巨大夜市と鳴り物入りでオープンしましたが・・・
このブログでも以前お伝えした新北市の「新北市文創觀光夜市」。新北市の江子翠河濱公園近くに敷地面積約4000坪、屋台の数は約250店という新北市最大の超巨大夜市というふれこみで去年11月11日の光棍節にオープンしました。
当初は子供から大人まで多くの人が訪れ、たいへんな盛り上がりを見せていたようなのですがオープンからわずか半年、5月7日その幕を閉じることになってしまいました。あらら・・・
※画像は新北文創觀光夜市 FBより引用
特色が無く次第に客足が・・・
当初は目新しさからたくさんのお客さんが足を運んでいたようなのですが、なぜこんなことになってしまったんでしょうか。
現地メディアによると・・・
・そもそも文創と名が付いているが何が文創なのか分からない
・どこの夜市にもある似たり寄ったりのお店ばかりで特色がない
・動線の悪さ
・宣伝不足
といった理由から次第に新鮮味が失われ、客足が遠のいていったということです。
※画像は新北文創觀光夜市 FBより引用
台湾の夜市というと、どこもいつも大勢のお客さんでごった返しているという印象ですよね。中には「人が多すぎて行きたくない」とまで言われる夜市もあるのですが、夜市なら何でもいいというわけではないようですね。なかなか難しいものです。
確かにそう言われれば有名な夜市は近くに学校があったり、有名店・人気店があったりと何かしら人が集まる要素を持っていますね。
ちょっと残念ですが日本からではなかな見えない台湾の日常を垣間見たような感じがします。こういうことを知ると台湾に行って何気なく足を運ぶ有名夜市がしっかりとその場所に根差した1つの文化なんだなーと、ちょっと今までと違った視点で見ることができるかもしれませんね。