クレーマーというのはどこの国にもいるようで、台湾も例外ではないようです。しかもなかなかパンチのきいたお客さんが多いようです。先日、飲食店を経営している友人がFacebookで「この店員面白い。わたしも参考にしよう(笑)」と、あるニュースをシェアしてコメントしていました。興味をそそられたのでそのニュースを読んでみたのですが、思わず吹き出してしまいました。台湾人のことがある程度分かっていると、その場の様子が目に浮かぶようで尚更笑ってしまいます。ちょっとその内容を紹介したいと思います。
参考:奧客嗆「你不知道客人是神嗎!」 店員這樣神回(聯合新聞網)
クレーマーに対する店員の対応が冷静すぎると賞賛
ドリンクスタンドでメニューに無いものを要求
あるドリンクスタンドで中年の女性のお客さんがメニューに無い商品を注文しようとしました。
※1 「珍珠烤奶」とはタピオカほうじ茶ミルクティーのこと。
※2 「椰果」はナタ・デ・ココのこと。
店員の返答は・・・
さあ怒りの収まらないお客さんは止まりません。ついにこの言葉を・・・
自分からそれを言ってどうする、とツッコミたくなりますが・・・ それにしても台湾でもこのセリフは使われているんですね。ちょっと意外です。
さて、暴言を吐きまくるお客さんに対して店員は至って冷静でした。
(周りのお客さん)「クスクスクス・・・」
と、メンツを潰されたお客さんは怒り狂って吐き捨てるように言って去って行きましたとさ。
いやはや、天罰が下るのはどっちなんだと言いたくなりますが(笑)。
ネットの反応は・・・
「ハハハ、店員の方が神だ。その場で見たかったよ。」
「冷静すぎる。すごい。」
「このやりとり笑える・・・」
「他の店はどうとか言うこの手の客は一番嫌だ。」
「この店員すげー!」
と、店員の冷静な対応に感心すると同時にクレーマーに一杯食わせたことにスッキリしているようですね。
まとめ
まあクレーマーは日本にもいますが、台湾もなかなか強烈なお客さんがいるみたいなんですよね。ニュースでも見ますし、飲食店を経営している友人も多いのでこの手の話はよく聞きます。
台湾のお店って結構テキトー(笑)というと言葉が悪いですが、結構融通がきいたりするのでこれも要因の1つかもしれませんね。いろいろ要求してくるお客さんが多いみたいです。
昨年、新北市の三重にある鉄板焼のお店でクレーマーがある事件を起こしました。このお店は炒めたお肉をパンに挟んだバケットサンドのような商品を売っているのですが、数人の若い男性がパンはいらないから肉だけ売れと要求したのです。店主は当然断ったのですが、腹を立てたその連中はその後お店に殴り込みをかけて逮捕されてしまいました。
他にも無印良品の綿菓子をスポンジを間違えて買ったお客さんが、使おうとしたら全部溶けてしまったと言ってクレームの電話を掛けてきたというニュースが話題になって爆笑されてましたね。溶けた時点で気付けと・・・(笑)。
もうムチャクチャですよね(笑)。他にも台湾では食ブログが盛んだったり、お店で自撮り(特に台湾の女の子は自撮りが大好き)してあれこれ評論する傾向があったりするので、お店にとっては困った存在(もちろんそうでない人もいますよ)だったりするようですね。