台湾に行ったときにバイクに乗ることができれば行動範囲がグンと広がります。バイクは台湾で主流な交通手段なのでバイクをレンタルするお店も多く、またバイクのシェアサービスも利用できます。
ただし台湾では国際運転免許証が通用しないので注意が必要。台湾で車やバイクを運転するには「運転免許証中国語翻訳文」を取得しておく必要があります。
日本ではJAFが申請を受け付けていますが台湾でも取得することが可能。今回は実際に台湾で「運転免許証中国語翻訳文」を取得してみたので詳細を解説したいと思います。
日本台湾交流協会での申請方法
申請できる場所
台湾で「運転免許証中国語翻訳文」を取得する場合は日本台湾交流協会の台北事務所、または高雄事務所で申請することができます。
参考:公益財団法人日本台湾交流協会
■台北事務所
住所:台北市松山區慶城街28號 通泰商業大樓
受付時間:9:00~11:30、13:30~17:00
休日:土日祝日
交付日数:当日交付
■高雄事務所
住所:高雄市苓雅區和平一路87號 南和和平大樓9F、10F
受付時間:9:00~12:00、13:30~17:00
休日:土日祝日
交付日数:当日交付
申請に必要な書類
「運転免許証中国語翻訳文」の申請時には以下の書類が必要です。
- 運転免許証中国語翻訳文申請書(窓口にあります)
- 申請時点で有効な日本の運転免許証
- パスポート
上記の他、手数料も用意しておきましょう。手数料についての最新の情報は「公益財団法人日本台湾交流協会」のHPで確認してください。
実際に台北事務所で申請
こちらが「日本台湾交流協会」の台北事務所。MRT南京復興駅から歩いて5分ほどの場所です。
ビルの正面に入り口が2つ見えますが「運転免許証中国語翻訳文」の申請は左側を入ったところで行います。
入り口のスタッフに要件を伝えると番号札を渡されます。自分の番号が呼ばれたら受付窓口に行きます。
室内に申請書が置いてあるので待っている間に記入しておきましょう。
こちらが「運転免許証中国語翻訳文」の申請書。
受付窓口で申請書、日本の運転免許証、パスポートを提出します。
手続きが終わると受理証を渡され「運転免許証中国語翻訳文」の受け渡し時間を伝えられます。改めてその時間に来て「運転免許証中国語翻訳文」を受取ります。
このときは9:30頃に手続きを終え、受け渡し時間が10:20だったので大体1時間ほどというところでしょうか。混み具合によって変わってくるかもしれませんが基本的に当日交付されます。
というわけで改めて1時間後に再訪して無事「運転免許証中国語翻訳文」を受領しました。
このとき(2022年11月)の手数料は540元なので2,500円弱といったところですね。日本で取得した場合の手数料は4,400円なので、円安とはいえ2,000円ほども安いことになります。
まとめ
日本で「運転免許証中国語翻訳文」を取得する場合、公布まで2週間ほど要し手数料も4,400円かかります。一方、台湾で取得する場合は当日交付で手数料もかなり安いのでメリットが大きいですね。
ただし、台湾滞在中の行動予定に少なからず影響することが考えられるので、スケジュールに余裕がある場合に台湾で取得するとよさそうですね。