実は台湾のレシートはくじ付きになっていて2ヶ月毎に当選番号が発表されます。脱税対策として導入されたシステムなのですがこれがなかなか楽しい。当選したら外国人でも換金することができるので毎回ワクワクしながら確認します(とはいっても滅多に当たることはないですが・・・)。これを知っていると台湾旅行の楽しみが1つ増えるというわけです。当選番号の確認方法もいろいろ用意されていてアプリを使ってチェックすることもできるのです。というわけで今回はレシートくじのチェックアプリ「i統一發票」を紹介します。
台湾のレシートはくじ付き
台湾で買い物したときにもらったレシートをよく見てみるとアルファベット2文字で始まる番号が記載されてますよね。実はこれ、くじになっているのです。台湾のレシートは「統一發票」というくじ付きになっていて2ヶ月に1回、奇数月の25日に当選番号が発表されます。賞金額は最高1,000万元(日本円にしてなんと約3,200万円)! 捨てずに必ず保管して帰国後のお楽しみにしましょう。詳しくは下記の記事を参照してください。
レシートくじ確認アプリi統一發票
レシートくじが当選しているかどうかを確認するにはアプリを利用すると便利。一番おすすめしているのは「發票+」というアプリなのですが、実は他にも面白いアプリがあって、それが今回紹介する「i統一發票」。ちょっと面白い機能がついているのでお遊び的に使ってみるといいですね。
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各種設定方法
インストールしたままの状態で特に問題ないと思いますが、一応各種設定方法を説明しておきます。
i統一發票のアイコンをタップしてアプリを起動します。
左上のメニューをタップします。
「設定」をタップします。
各種設定内容は以下の通り。
【推播通知設定】
是否同意推播訊息:プッシュ通知の許可
【對獎器設定】
對獎月份:当選対象月の指定
震動提示:バイブレーションによるガイダンス有無
語音提示:全てのボイスガイダンス有無
語音"中獎"提示:"中獎"(当たり)ボイスガイダンス有無
語音"没獎"提示:"没獎"(ハズレ)ボイスガイダンス有無
語音"注意"提示:"注意"(注意)ボイスガイダンス有無
數字語音提示:当選番号のボイスガイダンス有無
当選対象月を変更する場合は「對獎月份」をタップします。
当選確認を行う月を以下から選択します。
只對這一期:当期(2ヶ月)で確認
只對上一期:前期(2ヶ月)で確認
四個月一起對:前期~当期(4ヶ月)で確認
QRコードスキャンによる当選確認
「掃描」をタップします。
カメラが起動するのでレシートに記載されているQRコードを読み取ります。
確認は当選番号の下3桁のみ行われます。当選(200元)していれば「中獎!」ハズれなら「没獎!」高額の当選の可能性があれば「注意!」と音声で教えてくれます。
このときのボイスガイダンスがちょっとかわいいのです。実際にチェックしているときの様子がこちら。
画面右上の人間のマークをタップすると音声を変更することができます。
デフォルトで設定されているのが一番上の「没中小妹妹」。直訳すると「ハズレ女の子」ってちょっと酷い意味になってしまいますが(笑)・・・ レシートを確認するときは圧倒的にハズレくじが多いわけで "没中!" "没中!" と連呼するのでたぶんそういう名前になってるんじゃないかな。他にも音声は4種類ぐらい用意されてるので試してみてください。
当選番号入力による当選確認
直接当選番号を入力することで確認する方法もあります。QRコードの付いていない古いタイプのレシートはこの方法でチェックできます。
「對獎器」をタップします。
中央に表示されているのが当選番号。テンキーを使ってレシートに記載されている番号の下3桁を入力します。「共〇張」「中〇張」というのは「合計〇枚」「当たり〇枚」という意味で、レシートをチェックする度にカウントアップされます。
ちなみに清除と歸零の意味は以下。
清除:入力中の数字をクリア
歸零:レシートのカウントをクリア
番号を入力するとチェックが行われQRコードスキャンのときと同様に「没獎!」「中獎!」「注意!」と音声で教えてくれます。
ハズレの例。(123と入力)
200元当たりの例。(238と入力、頭獎の可能性もあります)
注意の例。(126と入力、特別獎の可能性があります)
まとめ
レシートがくじになっているというのは画期的です。帰国した後に台湾で買い物したときのレシートが当選しているかどうかワクワクしながら確認することができるということで、これを知ってると台湾旅行の楽しみが1つ増えますね。レシートは捨てずに取っておいてアプリを使ってチェックしてみてください。