【周記當歸鴨】高雄、三民市場の老舗鴨肉料理店で鴨肉飯を食べてみた

高雄の三塊厝駅から歩いて5分ほどの三民街沿いにある「三民市場(正式名称:三民第一公有市場)」。なかなか活気のある市場でいつも大勢のお客さんで賑わっています。市場では肉、野菜、果物などの生鮮食品、また滷味、乾物、お惣菜といった加工食品を売るお店が軒を連ねます。さらに飲食店も多いので食事を楽しむことも可能。今回はその三民市場にある老舗「周記當歸鴨」に行ってみました。

周記當歸鴨

予定変更で鴨肉料理店へ

久しぶりにやってきた高雄の三民市場。しかし行こうと思っていたお店がどうもお休みっぽい、というかお店自体見当たらないのだが、無くなってしまったのか? 各種情報を見てると廃業した気配はなさそうなのですが・・・

まあ考えても仕方ないので他のお店で食事をすることに、と選んだのがこちら「周記當歸鴨」。創業1969年のということで55年以上続く老舗の鴨肉料理専門店です。ここも前から来てみたかったのでこの機会に食べてみることにしました。各エリアでいくつかの候補店をリストアップしておくといざというときに役立ちますね。

店頭のキッチンに調理済みの鴨肉が無造作に積んであります。白い方は塩茹で、茶色い方はスモークした燻鴨でしょうか。

外帶(テイクアウト)用と內用(イートイン)用のオーダーシートが2種類用意されています。イートイン用はテーブルに置いてあるようなのでそのまま店内へ。

店内は奥行きがあって思ったていたより席数が多そうですね。

こちらのオーダーシートに注文を記入します。

食べたいものに数量を書き込みテーブル番号を記入して店員さんに渡します。

ちなみに湯類(スープ類)のところに記載された「當」の文字。「高湯」はたぶん通常のスープ、「乾」はスープ無しだと思うのですが「當」とは・・・? と、ちょっと考えて「ああ、當歸のことか・・・」。當歸のスープだと+5元ということですね。

鴨肉飯と燻鴨

注文したのは「鴨肉飯」の小サイズと「燻鴨腿」。スープには「青菜湯」を選びました。

鴨肉飯・小(55元)、燻鴨腿(70元)、青菜湯・高湯(40元)

箸、調味料などはテーブルに用意されています。

青菜湯」は「高湯」「當」「乾」が選べるのですが通常のスープの「高湯」で注文しました。野菜は空心菜が使われてるのかな? 肉燥もちょっとだけ浮いていますね。

台湾のスープでよくあるのですが具の量がすごく多い。よく考えるとスープ無しの「乾」はつまり燙青菜のような一品料理だと思うのでそれと同じボリュームの野菜が入っているということでしょうか。そのぐらいの量がありそうな感じです。

スープは台湾らしく薄味です。

小さめにカットされた鴨肉がのった「鴨肉飯」。いっしょに添えられているのは筍絲(タケノコの細切り)ですね。

鴨肉はしっかりした歯ごたえと噛みしめると溢れてくる旨味が好きなんですよね~。タレもしっかりとかかっていて最後まで美味しくいただきました。

「鴨肉飯」を注文したのですがやはり単品でも鴨肉を食べたいということでこちらもオーダー。鴨肉は原味(たぶん塩ゆで)と燻鴨が選べるのですが今回は燻鴨の方をいただきました。部位は腿、胸、尾があり腿の部分を選択。

甘辛いタレをつけていただきます。「鴨肉飯」も旨いのですが、やはりさらに鴨肉の美味しさを堪能するならこれですねー。

予定変更して訪問しましたが美味しくいただきました。今回は店名にもなっている「當歸鴨」を食べていないので次回訪問時にはぜひ試してみたいと思います。

店舗情報

住所 高雄市三民區三民街148號
営業時間 9:00~20:00
休日
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