【老東台品甜屋】移転した米苔目の老舗の跡地にはスイーツ版の姉妹店

以前台東を訪れたときに米苔目の老舗の「老東台米台目」を訪問。数年前に移転したらしく広くて新しいレストランのような店舗だったのをよく覚えています。しかしそのときは元々あった場所に「老東台品甜屋」という姉妹店があったことなど全く知りませんでした。ちょっと気になっていたので今回再度台東へ行く機会に訪問してみることにしました。

老東台品甜屋

正氣路に立ち並ぶ有名店の1つ

林家臭豆腐」「阿鋐炸雞」「寶桑豆花」「寶桑湯圓」などの有名店が軒を連ねる台東のグルメストリート正氣路にやってきました。

そして今回訪問したこちら「老東台品甜屋」もそんな有名店の1つです。

実は以前「老東台米台目」という米苔目の老舗がここで営業していたのですが2014年(2015年?)に大同路沿いに移転。そして移転後の元の場所には姉妹店となる「老東台品甜屋」がオープンして「老東台米台目」の三代目が経営しているんだそうです。店名を見てピンとくるかもしれませんがこちらでは米苔目を使ったスイーツを販売しているようです。

満席時の案内がありますがこの日は時間帯のせいかそれほど混んでなかったのですぐに店内に入れました。

店内に入るとすぐ右手にレジがあり・・・

オーダーシートが置いてあるので取って空いてる席に座ります。

手狭なために「老東台米台目」が移転した、というわけですから店内はそれほど広くはありません。が、まあ小吃店とすればこれぐらいのスペースがあればじゅうぶんですよね。

メニューは「老東台米台目」と重なる部分がけっこうあるみたいですね。しかし「品甜一下」と書かれたメニューはここにしかないようです。ということでやはりその辺りを注文してみようかな。オーダーシートを記入したら再びレジに持って行って清算します。

箸やスプーンなどはセルフサービスなので自分で持っていきましょう。

スイーツ版の米苔目

注文したのは「米苔目綜合冰」と「酥炸鬼頭刀」。

米苔目綜合冰(55元)、酥炸鬼頭刀(200元)

かき氷に紅豆(あずき)、粉粿、そして米苔目がトッピングされた「米苔目綜合冰」。

この紅豆が粒がしっかしてほくほくした食感でけっこう好きですねー。

日本でもすっかり有名になった粉粿。ほんのり甘くてもちっとした食感がよい。やや大きめにカットされていてけっこう食べ応えあります。

そして主役ともいうべき米苔目。見た目はほとんどうどんです。米苔目って食事(ごはんのこと)としてもスイーツとしても使われるちょっと変わった食材なんですよね。見た目はともかく米苔目自体はそれほどクセのない味なのでスイーツでもそんなに違和感ないんですよ。

台東の名産「鬼頭刀(シイラ)」を使ったフライ「酥炸鬼頭刀」。しかし200元ってすごいね(笑)。

こんがりといい色に揚がってます。

衣がサクサク、中の身はふっくらとして旨い。何といってもこの味付けがいいんですよね~。台湾の揚げ物ってほんと何でも美味しいですよね。


せっかくなので別の日に再訪して食事版の米苔目もいただきました。

米苔目・湯(60元)、剝皮辣椒油雞(250元)、博雅齋紅烏龍茶(50元)

台東・鹿野産の紅烏龍茶。ボトル入りなので飲みきれなくても持ち帰ることができます。

ちょうど席の壁に写真が貼ってあって美味しそうだったので注文した「剝皮辣椒油雞」。これまた250元となかなかの値段。写真ではそんなに量が多そうではなかったのですが意外と皿が大きくてビックリ。真ん中に添えられているのが「剝皮辣椒」という青唐辛子を油で揚げ皮を剥いた後に醤油漬けにしたものです。

鶏肉が柔らかく出汁がよく染みてて美味しい。ご飯が欲しいよ。

剝皮辣椒ってけっこう辛いので警戒してたのですがそれほどでもなくて安心。鶏肉といっしょに煮込まれてるんでしょうか。これを使った料理で剝皮辣椒雞湯というのが有名なので鶏肉との相性は抜群ですね~。

さて老舗の米苔目もいただきましょう。スープあり・スープなしが選べるのですが今回はスープありを選択。大同路に移転した「老東台米台目」ではスープなしの米苔目を食べたのですが鰹節がどっさりのってるのが印象的だったのですよね。スープありにも鰹節が使われてると思ったのですがこれは無いのかな?

トッピングにはもやし、ネギ、滷肉、それに鰹節も一応入ってるかな? ただ量は少ないようです。スープは一見薄味のように見えるのですが意外に味がしっかりしてて美味しい。米苔目もモチモチとした食感がよいですね。しかし米苔目って箸でもスプーンでも食べづらい・・・(笑)。

店舗情報

住所 台東縣台東市正氣路134號
営業時間 11:30~14:50、17:00~20:45
休日  
リンク 老東台品甜屋正氣店
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