【果珍濃台東水果珍奶】3種のフルーツを使ったドリンク、鳳梨、紅龍果、そしてもう1つは・・・

台湾といえばバリエーション豊富なフルーツも魅力の1つ。特にマンゴー、パパイヤ、ライチ、ドラゴンフルーツなど南国特有のフルーツはぜひとも食べてみたいですよね。また台湾の中でも東部の街「台東」には釋迦頭、鳳梨釋迦、夏雪芒果といった名産のフルーツがあるので訪れたときには見逃せません。今回はその台東特有のフルーツを使ったドリンクを販売するお店「果珍濃台東水果珍奶」に行ってみました。

果珍濃台東水果珍奶

メニューは1種のみ

台東市中心部の大同路212巷は小さな地下街があってちょっと独特の雰囲気があります。

台東のローカルファストフード店として有名な「藍蜻蜓速食專賣店」がある場所ですね。

その「藍蜻蜓速食專賣店」の斜向かいにあるお店が今回訪れた「果珍濃台東水果珍奶」です。

只有一款」と書かれてるようにメニューは一種のみというドリンクスタンドとしては極めて珍しいお店。

お店の外観がまたかなり特徴的です。

なんだか密林のようになってますね。

こちら側の壁を背景にして写真を撮るお客さんが多いです。

こんな感じで。

さて、メニューがたった一種類なわけで当然普通ではないというのは予想できます。そのドリンクというのが紅龍果(ドラゴンフルーツ)、木鱉果(ガックフルーツ)、鳳梨(パイナップル)、初鹿鮮奶を使用したフレッシュジュース。見た目もカラフルで印象的ですね。

注文は奥のカウンターで行います。

台湾では最近ドリンクスタンドでの使い捨てのクリアカップの提供が禁止されたので基本的にどのお店でも紙のカップで販売されています。しかしこちらのお店では「洗って再利用できるクリアカップを10元で販売する」という名目でカップを選択できる(紙のカップは無料)ようになっています。

鮮やかな見た目を売りにしているドリンクはやはり透明のカップの方がいいですよね。実際にクリアカップを選ぶお客さんが多かったです。このシステムが通るのなら他のドリンクスタンドでも実施してほしいものです。

木鱉果(ガックフルーツ)の味とは・・・

というわけで購入しました「水果珍奶」。鮮やかなグラデーションになっていて独特の色合いがなかなかインパクトあります。

水果珍奶(80元)+隋行杯(10元)

一番上の紫色の部分は紅龍果(ドラゴンフルーツ)と鳳梨(パイナップル)。ドラゴンフルーツは火龍果と書かれることも多いですが正式には紅龍果なんだそうです。

そして真ん中の黄色い部分がこのドリンクに使用されている最も特徴的なフルーツといってもよい木鱉果木鱉果というのは「天国からの果実」「天国の神秘の果物」などと称されるガックフルーツ(ジャックフルーツではない)、日本ではナンバンカラスウリと呼ばれています。トマトの83倍もの量のリコピンを有するなど栄養素を豊富に含むことが注目されています。

そして最下層の白い部分は台東ブランドである初鹿牧場の牛乳「初鹿鮮奶」を使用。さらに紅龍果木鱉果を使った自家製の珍珠(タピオカ)がトッピングされています。

砂糖や氷を加えていないので30分以内に飲むことを推奨する注意書きあり。ヘルシーなフルーツジュースという点でも人気のようです。

さて、実際に飲んだ感想ですが・・・ 実は肝心の木鱉果をこれまで食べたことがないのです。売ってるの見たことないんですよね。というか食べたことある人どのくらいいるんだろう? 混ぜる前に黄色の部分だけストローで吸って飲んでみたのですがほんのり甘い。どんな味かと言われると表現が難しいのですが・・・ ちなみに木鱉果自体にはそれほど味がないのでパイナップルを混ぜているらしいです。じゃあパイナップルの味なのでは? というのもちょっと違う、やはり特有の風味があるんですよね。紅龍果も同様であまり味が強くないのでパイナップルを加えることで甘さをプラスしています。全体的に甘さ控えめなのですがこれがなかなか美味しい。またタピオカがわりと柔らかめでお餅のような食感。よいアクセントになっています。氷を使っていないということですが十分冷たいところもポイントが高いですね~。味を再確認したくて翌日再訪してもう1杯飲みましたよ。

ちょっと他の地域では飲むことができないドリンクなので台東に来たらぜひ飲んでみてほしいと思います。お店は10時から15時までと5時間のみの営業なので早めの時間に行くことをお勧めします。

店舗情報

住所 台東市大同路212巷4號
営業時間 10:00~15:00
休日
リンク 果珍濃台東水果珍奶
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