魯肉飯といえば日本人観光客にもよく知られる定番の台湾グルメ。他の定番グルメでも言えることですが、やはり人気のあるお店は長年営業を続けているいわゆる老舗が多いですね。新しいお店がないわけではないのですが、どうも長く続かず数年で閉店してしまうのをよく目にします。そんな中健闘している魯肉飯のお店が台中にあるので紹介したいと思います。
玉堂春魯肉飯
スッキリとした店内が好印象
2017年10月に台中の美村路にオープンした「玉堂春魯肉飯」に行ってきました。
昔ながらのお店とは違って実にスタイリッシュな外観。一見しただけだと魯肉飯のお店だとは思わないかもしれませんね。
店内もスッキリしてとってもきれいだという印象です。入り口付近にカウンター席が並んでいますが奥にはテーブル席もあります。
まずは空いてる席に座ってオーダーシートを記入しましょう。
イートインする場合は「桌號/人數」の欄にテーブル番号と人数を記入。書き終わったらレジへ持って行って清算します。
店内の中央あたりに箸やレンゲが置いてあるので自分で取って行きましょう。
日本人好み? な魯肉飯
「魯肉飯」はもちろん注文。その他に「鹹菜雞湯」「蔥油雞腿」「招牌豆干」をいただきました。
魯肉飯(40元)、鹹菜雞湯(55元)、蔥油雞腿(120元)、招牌豆干(50元)
こちらが主役の「魯肉飯」。なんでも2018年、2019年、2020年と3年連続で「台灣滷肉飯節」の「嚴選店家」を獲得したんだそうです。
印象的なのが小さな角切りの豚肉がはっきりと形を留めていること。魯肉飯ってお肉がかなりペースト状に近い状態なのをよく見ますがこういったタイプはあまり見ないですよね。
逆に日本のお店だとこういった魯肉飯がほとんどではないでしょうか。そういう意味では日本人好みの魯肉飯かもしれませんね。特にベタッとしてるタイプが苦手な人にはおすすめかも。
100元を超えるメニューが2つだけあるのですがその内の1つ「蔥油雞腿」。やわらかい鶏腿肉に蔥油醬がたっぷりとのせられています。
100元越えのもう1つはややピリ辛の「口水雞」なので辛いのが苦手は人はこちらがよいかも。辛いのが好きな人は「口水雞」がおすすめ。
スープには鶏肉と鹹菜(からし菜の漬物)を使った「鹹菜雞湯」をいただきました。意外にあっさりした味でそれほど塩辛くはありません。しかしけっこう量が多くてビックリ。
小菜の豆干って短冊切りのイメージがあるのですが塊の状態で出てきたのでちょっと驚き。どちらかというと油豆腐のような印象ですね~。自分が食べ慣れた豆干に比べるとやや味は濃い目でしょうか。
お店もきれいだし料理も盛り付けなど見た目に拘っているのがよく分かります。やや値段は高めですが清潔な店内でゆっくり食べたいという人にはおすすめのお店です。
店舗情報
住所 | 台中市西區美村路ㄧ段220號 |
営業時間 | 11:30~14:30、17:30~20:30 |
休日 | 水 |
リンク | 玉堂春魯肉飯 |