台湾の朝ごはんと言えば豆漿店で食べる蛋餅、燒餅、油條、飯糰や、いわゆる中西式早餐店と呼ばれるお店の三明治(サンドイッチ)、漢堡(ハンバーガー)、吐司(トースト)などが一般的。他にも魯肉飯などのご飯ものや乾麺、陽春麺といった麺類もよく食べられています。そんな中でお粥も朝ごはんには人気があります。お粥は香港系のお店のメニューでよく見かけますが朝ごはんでは小さな屋台のようなお店が多いですね。というわけで今回は台北の雙連駅近くにある「小洪麵線 鴉片粥」のお粥を食べてみました。
小洪麵線 鴉片粥
雙連駅近くの麺線・お粥のお店
「小洪麵線 鴉片粥」はMRT雙連駅から歩いて2分ほどの路地裏で営業する麺線とお粥の小さなお店です。早朝5時半から昼過ぎまで営業している台湾ではよくある朝昼向けのスタイルのお店ですね。
早朝にもかかわらずお客さんがけっこう来てますね。
さっそく並んで注文してみましょう。
小さいお店ですがメニューがわりとバラエティ豊富です。いろんな具材を組み合わせることによってお粥は10種類以上のメニューがあります。
麺線も7種類ほど。麺線のトッピングといえば牡蠣やモツが一般的ですが、ピータンやしらすなどはちょっと珍しいですね。
わずかに席があるのでイートインすることもできます。お客さんのほとんどはテイクアウトしていくのでそんなに混むことはないと思います。この日もお客さんは多かったのですがあっさり座ることができました。
ピータンや肉鬆など具だくさんのお粥
この日はお粥の方を注文してみました。選んだのは最もトッピングが多い「魔法鴉片粥」。香菇雞肉、皮蛋、吻仔魚、花生、肉鬆と具だくさんですよ~。
魔法鴉片粥(香菇雞肉、皮蛋、吻仔魚、花生、肉鬆)(95元)
しらすってお粥のトッピングでは初めてですねー。
細かく砕いたピータン。塩気があってこれがお粥によく合うんですよねー。ピータンが苦手という人もこれなら食べられるんじゃないかな?
他の具に隠れて見えませんでしたがそぼろ肉のような鶏肉もトッピングされています。日本だとお粥って漬物なんかといっしょに食べるあっさりした食事という印象ですが、これだけ具だくさんだと味の方もかなり賑やかになりますねー。
テーブルには菜脯(タクアンのような台湾の漬物)が置いてあるのでこれを入れてもOK。
ちょっと入れて食べてみました。菜脯は飯糰(台湾風おにぎり)では定番のトッピングですがお粥にもよく合いますね。
ボリュームもちょうど良い具合で朝ごはんにはピッタリでした。豆腐乳をトッピングしたお粥なども気になりますねー。それに麺線も食べてみたい。ぜひまた来てみたいと思います。
店舗情報
住所 | 台北市中山區民生西路45巷3弄17號 |
営業時間 | 6:00~14:00 |
休日 | 日 |
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