「濟南鮮湯包」はMRT忠孝新生駅から歩いて5分ほどの場所にある小籠包のお店。今でこそ台北では「鼎泰豐」や「杭州小籠湯包」と並んで人気のある小籠包のお店の1つとして知られていますが、以前はほんとに小さな食堂といった感じのお店だったんですよ。2010年に改装した後は高級感がグッとアップして店内も拡張されて広くなりました。でも美味しさと安さはそのままの庶民的な小籠包のお店でおすすめなんですよ。
濟南鮮湯包
庶民的な雰囲気の小籠包の人気店
こちらが「濟南鮮湯包」。この日は3人でやって来ましたよ。
改装してからもうずいぶん経ちますが今でもきれいな店内ですねー。店内に入ると店員さんが席に案内してくれますよ。
こちらがメニュー。日本語メニューもあるので安心です。オーダーシートを兼ねているので食べたいものにチェック、テーブル番号を記入して店員さんに渡しましょう。
こちらは小菜。メニューにも載ってるようなので名前が分からないものは実物を見てチェックするといいですね。
香りのよい松露鮮湯包は必食!
というわけでいろいろ注文してみましたよ~。
小籠包のタレはテーブルに置いてあります。
その他の調味料はこちらからセルフサービスです。
店名にもなっている「濟南鮮湯包」。最もオーソドックスな豚肉餡の小籠包で8個入り190元です。
濟南鮮湯包(190元)
薄皮で奇麗に包まれた小籠包の中からは熱々のスープが溢れてきます。
豚肉餡もずっしりと詰まっていて旨味たっぷり。何とも言えな美味しさです~。
ヘチマとエビ入りの「絲瓜蝦湯包」も注文してみました。うっすらの中の緑色が透けて見えますね。
絲瓜蝦湯包(280元)
ヘチマのシャキシャキした食感とエビのプリプリ感が一体となってこれは美味しい!
小籠包からもう1品、トリュフ入りの「松露鮮湯包」。
松露鮮湯包(380元)
こちらも中にスープがたっぷりです。ほんのりとトリュフのいい香りが漂ってきますね~。
餡にもトリュフがふんだんに使われています。食べると豚肉の旨味とともにトリュフの芳醇な香りが口の中に広がります。これはなんとも上品で至福の味! おすすめの1品です。
こちらはサクラエビの炒飯。緑色の野菜は豆苗というエンドウの若菜です。豆苗のおかげでとっても色鮮やかな印象ですねー。パラパラに仕上がったチャーハンはサクラエビの風味がよくてとっても美味しいですよ。
櫻花蝦炒飯(200元)
スープには「酸辣湯」を。これはもう定番ですね。
酸辣湯・小(60元)
小菜から選んだ「烤麩」。麩を揚げてから醤油で煮たものです。
烤麩(50元)
これは「雪菜百頁」。雪菜と百頁という乾燥させた豆腐をいっしょに炒めたものです。シンプルだけど優しい味わいで美味しい。
雪菜百頁(50元)
シシトウにお肉を詰めた料理「辣椒鑲肉」。甘辛い濃い味付けでなかなかパンチのある味。ご飯が欲しくなりますねー。
辣椒鑲肉(220元)
羽付き餃子の「脆皮煎鍋貼」も食べてみました。こんがりといい色に焼き上がっています。
脆皮煎鍋貼(140元)
皮はモチモチで中はジューシー。これも小籠包に負けない美味しさですよ~。
今回いっしょに来た友人がおすすめしてくれた一品「蔥烤鯽魚」。油で揚げたフナをじっくり時間をかけて煮込んだものです。
蔥烤鯽魚(250元)
子持ちのフナのようでお腹には卵が詰まっています。骨も気にならないほど柔らかく煮込まれているので中までしっかり味が染みていて美味しいです。
最後はスイーツ的な1品を。
奶皇包(80元)
いわゆる「カスタードまん」。中にはトロトロのカスタードが入っています。かなり熱いので気を付けて食べましょう。このカスタードが超濃厚で絶品の美味しさなんですよ。こういったお店のスイーツでは杏仁豆腐やゴマ団子が人気だと思うのですがこの「奶皇包」もとっても美味しいのでぜひ食べてみてください。
今回紹介した料理以外にもまだまだ美味しいものがたくさんあるので数人で来ていろいろ注文してみるといいですね!
店舗情報
住所 | 台北市大安區濟南路三段20號 |
営業時間 | 11:20~14:30、17:00~21:30 |
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