日本でも最近よく知られるようになった台湾の「雞排」。いわゆるフライドチキンのことですが台湾の雞排はその巨大なサイズが話題になりますね。日本人に最も人気の雞排はやっぱり士林夜市の「士林豪大大雞排」でしょう。初めて士林夜市に行ったときに食べた! という人は多いのでは? 実は士林夜市には「士林豪大大雞排」の他にもう1軒「維縈家鄉碳烤雞排」という人気の雞排屋台があるのです。あまり日本で紹介されることはありませんがこちらもすごく美味しいのでよく行列ができているんですよ。
維縈家鄉碳烤雞排
「揚げて焼く」フライドチキン
MRT剣潭駅を出てすぐ、士林夜市の入り口とも言える文林路と基河路が交わる場所に「維縈家鄉碳烤雞排」があります。
士林夜市の雞排(フライドチキン)といえば「士林豪大大雞排」があまりにも有名なのでこちらはあまり日本人には知られていませんが地元ではご覧のように大人気なのです。
さっそく行列に並びましょう。
屋台の脇で大きなフライドチキンが次々と揚げられていきます。
「維縈家鄉碳烤雞排」のフライドチキンの特徴は鶏肉を揚げた後にタレをつけて焼き上げていくのです。
順番が来たら注文します。メニューは「碳烤雞排」のみ。
注文の手順が書いてありますね。まず数量を伝える~次に辛さを伝える。という流れです。「辛さ」はたぶん「要辣嗎?」とか聞かれると思うので、辛い方がいい場合は「要」、辛くない方がいい場合は「不要辣(ブヤォラー)」と伝えましょう。「辣度?」と書いているので「要」の場合は度合いを聞かれるのかな? その場合は英語で(very spicyとかa little bitとか)適当に応えればいいと思います。
タレが絶品! 極厚のフライドチキン
というわけで「碳烤雞排」を購入してみました。ずっしりと重量感があります。
碳烤雞排(80元)
一般的な雞排(フライドチキン)に比べてちょっとしっとりしてるのが分かるかな?
これがもうメチャクチャ美味い! 「士林豪大大雞排」のフライドチキンを食べたときに「こんなウマいフライドチキンがあるのか」と思ったんですけど、これを食べたとき一瞬「士林豪大大雞排」の味はすっかり忘れていましたね。何と言ってもまずタレが美味しい。甘辛いタレがじんわりと衣に染みて柔らかいお肉といっしょに食べると絶品です。それにお肉のこの厚さ! ボリュームもあって食べ応えありです。
両店とも特大サイズなので2つ食べるのはちょっと難しいかもですが、もし数人で来たなら「維縈家鄉碳烤雞排」と「士林豪大大雞排」を両方買ってシェアしながら食べ比べてみるのも面白いと思いますよ。
店舗情報
住所 | 台北市士林區基河路1號 |
営業時間 | 16:00~0:00、金土16:00~0:30 |
休日 | |
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