台湾に何度も行ったことがあるリピーターならタロイモスイーツの魅力をご存知のはず。マンゴーやタピオカに比べるといまいち地味な印象ですが台湾ではかき氷や豆花などのトッピングに欠かせない存在なんですよね。またタロイモをメインにしたスイーツ店も台湾ではよく見られ人気店もたくさんあります。そんなタロイモの人気店の1つにあげられるのが新北市永和区にある「阿爸的芋圓」。豪快にタロイモをトッピングした迫力あるかき氷が人気のお店です。その「阿爸的芋圓」が昨年(2019年)11月に台北に支店を出したという噂を聞いたので早速行ってみましたよ。
※「阿爸的芋圓 西門店」は下記に移転し、店名を「阿爸的芋圓 京站店」として営業しています。
新住所:台北市大同區承德路一段1號 京站時尚廣場B3
阿爸的芋圓 西門店
西門のお店はドリンクスタンドのようなテイクアウト専門
「阿爸的芋圓」が台北でのお店として選んだのはMRT西門駅から歩いて3、4分ほどの場所。衣料品や雑貨のお店が多く見られる賑やかな路地裏です。以前紹介した鶏腿飯のお店「玉林雞腿大王」のちょうど向かい辺りですね。
一見するとドリンクスタンドのように見えますね。どうやら西門のお店は本店とは違ってテイクアウト専門みたいです。
こちらがメニュー。名前は違いますが永和の本店でお馴染みのタロイモかき氷をはじめ黒ゴマと白玉のかき氷、酒醸(チューニャン)と黒ゴマのかき氷、パイナップルと仙草ゼリーのかき氷などなど7種類のかき氷が用意されています。
メニューの写真を撮ってたら店員さんが「日本語のメニューがあるよ」と見せてくれました。これなら注文も安心ですね。
1人でも食べやすいミニサイズのかき氷
というわけでタロイモかき氷とパイナップルと仙草ゼリーのかき氷を購入。タロイモかき氷は「芋見1號」「芋見2號」の2種類があります。それぞれトッピングが違うのですが、永和のお店で人気の「芋見泥綜合蔗片冰」に近いのは「芋見1號」の方ですね。
芋見1號(95元)、鳳梨嫩仙草(75元)
ドリンクではなくかき氷なのでストローの代わりにフォークが付いてます。
こちらが「芋見1號」。本店の「芋見泥綜合蔗片冰」は凄いボリュームなので2~3人で食べるのにちょうどよいサイズですがこちらはご覧のようにミニサイズなので1人でもじゅうぶん食べるられる量ですね。
トッピングは芋圓(タロイモ団子)、タロイモペースト、タロイモアイスとまさにタロイモ尽くしのかき氷。
「阿爸的芋圓」はタロイモだけが注目されがちなんですが実はかき氷に特徴があるんですよ。
このようにかき氷が細かい板状になっているんです。「蔗片冰」と呼ばれる「阿爸的芋圓」のオリジナルかき氷で甘蔗汁(さとうきびジュース)から作られています。シロップがなくてもほんのり甘くてサクサクとした食感も独特なんですよ。
もう一品、パイナップルと仙草ゼリーがトッピングされた「鳳梨嫩仙草」。
こちらも「蔗片冰」のかき氷がベース。そこへ細かく刻んだパイナップルのシロップと仙草ゼリーをトッピング。
濃厚でほっこりした甘さのタロイモかき氷に対してこちらはパイナップル甘酸っぱさが特徴。プルプルとした仙草ゼリーの食感もたまりませんねー。
もちろん永和のお店もおすすめなのですが「食べてみたいけどスケジュール的にちょっと・・・」という場合は西門のお店に行ってみてはいかがでしょう。
店舗情報
住所 | 台北市萬華區中華路一段114巷4號 |
営業時間 | 14:00~22:00 |
休日 | 水 |
FB | 阿爸的芋圓 西門店 |