【梁記鹹酥雞】台東でおすすめの鹹酥雞は福建路の創業30年以上の老舗

台湾の小吃で鹹酥雞(鹽酥雞)というのをご存知でしょうか。屋台のスタイルで営業している場合が多く夜市でよく見かけます。販売方法が独特で店頭にお肉、野菜、練り物などの食材をズラッと並べてお客さんが好きなものを選びます。それをお店の人が食べやすくカットして、さっと油で揚げて後に独特のスパイスで味付けして出来上がり。これがなかなか美味しくて病みつきになるんですよ。注文の仕方が外国人観光客にはちょっと難易度が高いのですがぜひチャレンジしてみましょう。というわけで今回は台東で人気の鹹酥雞(鹽酥雞)のお店「梁記鹹酥雞」を紹介したいと思います。

梁記鹹酥雞

創業30年以上の老舗鹽酥雞屋台

「梁記鹹酥雞」は台東市中心部の福建路沿いにある鹹酥雞(鹽酥雞)のお店。台東で有名な「林家臭豆腐」「阿鋐炸雞」「寶桑豆花」などがある正氣路の近くにお店があります。

民國75年(1986年)オープンのお店なので創業30年以上のなのです。

いろんな食材がこうやって並べられているので好き物を選びます。

梁記鹹酥雞」はメニューと値段がはっきり表示されているので注文しやすいですよ。

メインの鶏肉関連の食材から・・・

エリンギ、タマネギ、ピーマンといった野菜や米血糕、甜不辣などの練り物系までバリエーション豊富です。

食べたいものを指差して伝えればお店の人がザルに取ってくれますよ。

選んだら食べやすい大きさにカットして油で揚げてくれるので出来上がるまで待っていましょう。

というわけで購入しました~。ホテルに持って帰って食べましょう。

鶏肉、練り物、野菜といろいろ選んでみた

選んだ食材は鹹酥雞、三角骨、雞尾、甜不辣、黑輪、四季豆。他に葉物の野菜が入っていますがこれは九層塔(台湾バジル)でおまけみたいなものです。鹹酥雞(鹽酥雞)のお店ではたいていこれが無料で入ってるんですよ。

鹹酥雞50)、三角骨50)、雞尾25)、甜不辣20)、黑輪20)、四季豆30元

基本中の基本「鹹酥雞」。よく台湾風の唐揚げと言われていますが日本のから揚げと違うのは揚げた後にスパイスを振りかけるところ。このスパイスがほんとにウマいんですよね~。ビールが欲しくなる味ですよ。

串に刺さっているのは「雞尾」。雞屁股とか七里香とも呼ばれる鶏のお尻の部分のお肉。いわゆる「ぼんじり」ですね。コリコリとした食感でこれはもう想像通りの美味しさ。

この細長いのは「三角骨」。手羽の付け根部分にある骨周りのお肉で柔らかくてジューシーなので結構人気があります。

地域によって「黑輪」「甜不辣」と呼び方が変わるらしく、南部では薄くて丸い形をしたものを「黑輪」、細長い形をしたものを「甜不辣」と呼ぶそうです。ということでたぶんこちらが「黑輪」かな。はんぺんのような食感でこれがなかなか美味しい。

小さく切っているので分かり難いですがもとは丸い形をしています。といことでこちらは「甜不辣」ですね。「黑輪」と同じくこれもモチモチした食感なのですが個人的にはこっちの方がすきですね。滷味のお店でもこれをよく注文します。

一応野菜もいれておこうかなー、というわけで選んだのが「四季豆」。これも鹽酥雞のお店ではよく扱っています。軽く揚げられているのでしっかり瑞々しさが残っています。野菜系もおすすめですねー。

鹽酥雞はちょっとしたおやつ感覚でも食べられるので気軽に買ってみましょう。夜遅くまで営業しているので夜食に食べるのもいいですね。

店舗情報

住所 台東市福建路228號
営業時間 17:00~0:00
休日 水木
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