台南を訪れたとき粽(ちまき)の専門店がたくさんあることに気付いたんですよね。ふらっと立ち寄って粽とスープだけをサッと食べていく気軽さがなかなか新鮮でした。同じ南部の都市である高雄はどうなんだろう? と思って調べると高雄にもけっこう粽(ちまき)のお店があるみたいです。中でも断トツに有名なのが鹽埕區にある「郭家肉粽」。長い歴史のある老舗でもあり地元のお客さんのみならず多くの観光客も訪れる人気店です。高雄で粽(ちまき)ならまずはここに行かなきゃダメだろう、というわけで実際に「郭家肉粽」に行ってみましたので紹介したいと思います。
郭家肉粽
レトロな雰囲気を演出したお店
高雄の鹽埕区と前金区の間を流れる愛河近くにある粽の人気店「郭家肉粽」。1951年創業ということなので60年以上の歴史がある老舗です。
人気店だけあってかなり大きなお店のようですね。
お店の外側には大きな木桶に入った粽のオブジェがありますよ。
入り口の床部分に注文の流れが書いてありました。「1.注文」「2.支払い」「3.受取り」と、まあ当たり前の流れなんですが自分で料理を受け取るというのは理解できますね。
ところが、矢印の指す方向にはなんと自動券売機(お金は後で払うのでちょっとニュアンスが違いますが)があります。まずここで注文を決めて後ろのカウンターで支払いをするというシステムのようです。
というわけで早速注文してみましょう。
食べたいメニューの数量の部分をタップすると入力モードになるので数を入力して「確認」をタップします。
「肉粽」と「豬腳湯」にそれぞれ「1」と入力しました。
イートインするので「內用」にチェックを入れます。テイクアウトする場合は「外帶」にチェックを入れます。
注文内容に間違いなければ「去桔帳」をタップします。
これで完了。
画面下から明細が印刷されます。
こちらのカウンターで明細をお店の人に渡して清算します。
料理ができたら受け取って自分で席まで運びます。
席はカウンターの右側に2部屋用意されています。
1つ目の部屋は混んでたので隣の部屋へ。こちらは空いてました。店内のテーブルやイス、ポスターなどはちょっとレトロな雰囲気を演出していますね。
肉粽と豬腳湯
「肉粽」と「豬腳湯」を注文してみました。
肉粽(40元)、豬腳湯(50元)
豚肉がたっぷり入った豬腳湯。スープはちょっと漢方の風味がして四神湯に似てますね。「モツよりお肉がいい!」という人は四神湯よりも豬腳湯を選ぶといいかも。
「郭家肉粽」には「肉粽」と「土豆粽」の2種類ありますがこの日食べたのは「肉粽」。粽にはタレと花生粉(ピーナッツパウダー)がかけられています。もち米を使って粽ごと水煮して花生粉をたっぷりかけているのが南部の粽の特徴。具には卵黄、栗、、シイタケ豚肉などが入っています。ほんのり甘いタレが粽によく合ってとっても美味しいですよ。
食べ終わったら食器をこちらに自分で片付けましょう。
MRTの駅からちょっと離れた場所にあるのでバスかタクシーで行くのもいいかも。バスなら88番の路線に乗って「北斗街口」のバス停で降りればすぐです。88番のバスは高雄火車站(高雄駅)、捷運塩埕埔站(MRT塩埕埔駅)から乗車可能です。
店舗情報
住所 | 高雄市鹽埕區北斗街19號 |
営業時間 | 7:00~23:00 |
休日 | |
FB | 郭家肉粽 |